第6回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会

Report

2008


[2008 UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズにおけるキッズイベントのレポート]
■第6回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会【7月5日(土) 12:30スタート】


第6回を迎えたスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会は、今年から新たに加わった岡山県の予選など、全国10地区(58校参加、前年比+9校)の予選を勝ち抜いた精鋭20校により競われた。選手を含む遠征者数は820名(前年比+168名)を超え、年々盛り上がる大会をその数字が示した。

競技は、向上する技術に更に加速がかかり、優勝校が過去の記録を7打も更新する136ストロークという大会レコードをマークしたほか、個人でも24ストローク(パー36)の日本新記録を叩き出した選手が2名もおり、更にホールインワンが5名、パー4でのホールインワンが1名、アルバトロスが2名出るなど、記録づくめの大会となった。

入場行進、開会式、選手宣誓



スタート前のチームミーティング


スタート時には自己紹介と握手、そして帽子をとっての一礼が行われた


優勝した笠間市立北川根小学校は、2004年から市内にある14校全校がスナッグゴルフを導入したことをきっかけに活動を開始し、昨年の笠間市立稲田小学校に続く、地元小学校の連覇となった。

5年前に第1期として活動を始めた北川根小学校など市内の児童たちは中学校へ進学し、数名がスナッグゴルフからゴルフへ移行して活動を続けており、中学校ではゴルフ部を創設する準備が進んでいて、スナッグゴルフから生まれたゴルファーが確実に増え始めていて、その受け皿も教育委員会と中学校の間で準備が進みつつある。

向上しているのはゴルフの技術だけではなく、きびきびとした行動や、歯切れの良いプレーぶり、スタート時に帽子をとって一礼するなど、礼儀や挨拶などもしっかりと身についており、その成長ぶりが全国的に広がっていることを強く感じさせた。


スタートホールでのティショット



パット、アプローチの様子


優勝したのは地元茨城県の笠間市立北川根小学校


優勝したのは地元茨城県の笠間市立北川根小学校


参加した児童たちからは続々と作文が届いており、その文面には「今まで照れくさくて挨拶ができなかったが、スナッグゴルフを始めたことにより大きな声で挨拶ができるようになった」と書かれており、各校では、ゴルフの技術と同じくらい礼儀にも重点をおいて指導にあたっていることが伺えた。


参加者全員による記念撮影


第6回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会の開催にあたり、特別協賛社、協賛社、協賛プロゴルファーの皆様に多大なるご支援を頂きました。この場をお借りしまして感謝申し上げます。

<テレビ放送>
■NHK教育テレビ 
 9月14日(日)16:00~16:45
■ザ・ゴルフ・チャンネル(JCTV)
 初回 10月18日(土)12:30~13:30
 再放送 10月19日(日)13:30~14:30
 再放送 10月25日(土)10:00~11:00


レポート