Report
2010
[2010日本ゴルフツアー選手権シティバンクカップ宍戸ヒルズ キッズイベント レポート]
第5回参加小学校交流会
【6月5日・土曜日20:00-21:30 茨城県教育研修センター】
全国大会が開催された同日の夕食後、全国から集まった先生や指導者など、25名の方々が参加しての交流会が行われ、日本ゴルフツアー選手権シティバンクカップ宍戸ヒルズのNHK解説を務めた_橋勝成プロにもご参加頂いた。高橋プロは、地元の兵庫県でスナッグゴルフ大会を開催するなど、子どもたちの健全育成に精力的な活動を続けている。
交流会は、各校の参加者の自己紹介の後、スナッグゴルフやゴルフでの子どもたちの指導方法などについて懇談が行われ、閉会のご挨拶で_橋勝成プロから次のようなメッセージを伝えて頂いた。
<高橋勝成プロのメッセージ>
地元でのスナッグゴルフ大会を12回開催してきました。大会を開催して気付いたことは、競技だけに目を向けるのはもったいないということ。
参加する100人を超える子どもたちは、他校のお友達と「また会おう」と約束し、人とのつながりがゴルフを通じて生まれる。参加する父兄の皆さん同士の交流も生まれている。昨年8月には沖縄から大勢の子どもたちが参加してくれて、民族舞踊のエイサーも披露して頂いた。
僕は14才でゴルフを始めました。それまで、止まっているボールを打ち、何本ものクラブを使い、ゴルフはやりたくないスポーツと考えていました。
しかし、ゴルフは教育にとても良いスポーツだと実感しています。知らない人同士が一緒にプレーをして、人との交わりを覚える。プレーをする中でエチケットやマナーも学ぶことができる。そして、審判員がいないので、自分で正確なスコアを申告する。学ぶことが多いスポーツだと思います。
子どもたちには、賛成、反対、自分の意思をはっきりと言える大人になってほしい。それにより、子どもたちの心の中に潜んでいる何か良いものが出てくるかもしれないと思います。