Description of one's Impressions
2015
[出場選手の感想文]
■成田市立加良部小学校(千葉県)
スナッグゴルフ全国大会に参加して 教諭:小川 善輝
長尾監督,佐久間コーチの指導のもと,全国大会に参加することを目標に,昨年9月から練習を重ね,7月18日の千葉県地区予選会で優勝し,全国大会出場を手にしました。優勝が決まってからは夏休みも毎日練習を重ね,全国大会で戦うための技術を磨き,精神を鍛えてきました。
迎えた大会当日,出発前にホテルの近くを散歩し,公園でスウィングを確認し,万全の状態で大会に臨むことができました。子どもたちにとって初めての全国大会。若干の緊張も見えましたが,会場である仙台ヒルズゴルフ倶楽部の素晴らしさと競技に臨むわくわく感で目を輝かせていたのが忘れられません。競技の結果は目標に届かず悔しさを見せていた子どもたちでしたが,自分の持てる力を十分に出し切れたと思います。
宿泊所での特別講演と被災地の復興状況見学では,災害の恐ろしさと自分たちで判断することの大切さを学ぶことができました。
全国大会に参加し,子どもたちは,選手としての成長だけでなく,人間として大きく成長したのではないかと思います。
結びに,このような素晴らしい大会を開催していただいている一般社団法人日本ゴルフツアー機構,素晴らしいコースを提供していただいたPGMホールディングス株式会社,素敵な帽子やシャツを提供していただいた株式会社TSIグルーヴアンドスポーツをはじめとする多くの方々のご支援・ご協力に感謝申しあげます。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
スナッグゴルフ全国大会に参加して 4年:飯田凜
私は,スナッグゴルフ部で全国大会という大きな大会に出場することができました。
赤コースの7番ホールからスタートし,得意なフルショットで40ヤード以上飛ばすことができました。そのホールはパーでしたが,後半に4連続でバーディーを取ることができました。結果は合計32打で,チームの結果は10位でした。目標には届きませんでしたが,監督は「全国で10位ということなんだからすごいよ。」とほめてくれました。
プロとも回り,最後にサインももらいました。全国大会はとても緊張するけど,楽しいこともあり,他校の選手とも友達になり,普段味わえないとても貴重な経験をすることができました。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
被災地の復興状況を見学して 4年:飯田凜
東日本大震災の宮城県はどのような様子だったのか,南三陸ホテル女将の阿部憲子さんや石巻観光協会のボランティアガイドさんがくわしく教えてくれました。
1番印象に残った言葉は「津波てんでんこ」という言葉です。意味は自分の命は自分で守るということです。
1番被害の多かった南三陸町。そして,1番死者が多かった石巻市の津波の高さは7,8mとも言われています。海に近い小学校では,1年に1回は,津波の訓練をしているそうです。
私が住んでいる成田市には海がなく,津波が来ません。しかし,万が一津波にあったときのためにどこに逃げるのかを家の人と確認しておきたいなと思いました。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
スナッグゴルフ全国大会に参加して 4年:本田紘基
初めて全国大会に出場し,強そうな人がたくさんいたので緊張したけど,全国大会に向けてみんなで毎日練習してきたので,楽しくプレーすることができました。
はじめは緊張でガチガチだったけれど,後半は調子が出てきてバーディーやイーグルを取ることができ,目標のベストスコアを出すことができました。
目標を達成することができましたが,もっと上を目指したくなりました。次も機会があればスナッグゴルフ全国大会に出場したいです。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
被災地の復興状況を見学して 4年:本田紘基
被災地では,人が住んでいたところも4年たって草がたくさん生えていて,びっくりしました。また,重さ1トンのテトラポットが津波の力で海岸まで動かされていて,津波の力はすごいと思いました。また,波があれている時は近くに行かないようにしようと思いました。
地震で津波や火災などいろいろなことが起こり,それによってまちが姿を変えてしまう事を知り,地震や津波はこわいなと思いました。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
スナッグゴルフ全国大会に参加して 4年:山下乃愛
全てのホールでフルショットのミスがいつもより少なく距離も飛ばすことができました。そして,アプローチもフラッグに近づけることができ,ローラーの距離が短くなり,ローラーがやりやすかったです。
私は赤コースで,印象に残っているのは3番ホールです。1番難しく,ローラーを外してしまい,ボギーになってしまいました。しかし,他のホールでバーディーやイーグルを取ることができました。
やはり全国大会は県大会よりレベルが高く,びっくりしました。結果は10位でしたが,全国大会に出場できてとても良かったです。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
被災地の復興状況を見学して 4年:山下乃愛
東日本大震災が発生した時,石巻市では「津波てんでんこ」という言葉が知らされていました。「津波てんでんこ」とはバラバラに逃げるという意味です。それは命の方が大切だということです。バラバラに逃げるということは,わたしは自分の命は自分で守ること,人に頼らず逃げるということだと思いました。
バスで石巻市を見学しましたが,たくさんまちが整備されていましたが,まだ完全に復活しているわけではなく,これからも復興は続くのだなと思いました。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
スナッグゴルフ全国大会に参加して 4年:原凜太郎
緊張の中始まった1ホール目の1打目。ガチガチでミスをしてしまいました。でも,2打目でグリーンにのせ,バーディーを取ることができました。その調子で前半はバーディーやイーグルを取ることができましたが,後半は集中力がなくなり,パーを取るのがやっとでした。
結果は30打と目標にしていた県大会の29打には届きませんでしたが,全国大会という大舞台で良いスコアが取れて良かったです。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
被災地の復興状況を見学して 4年:原凜太郎
ぼくはバスで石巻市を見学しました。
津波が発生した当時,色々な工場や建物が流され,大勢の死者が出ました。また,津波避難所には500人以上の人が避難しました。津波はビル二階くらいまで来ました。
東北地方では「津波てんでんこ」という言葉があり,意味は自分の命は自分で守ることです。被災地を見学して,ぼくは自分の命は自分で守れるようになりたいと思いました。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
スナッグゴルフ全国大会に参加して 4年:本間心海
1ホール目のフルショットはミスがなく,高く飛び,距離を伸ばすことができました。次のアプローチは傾斜がすごく,グリーンから出てしまい,「やっぱり全国大会はちがうな。」と思いました。
全国大会当日は苦手であったアプローチの調子が良く,練習では出なかったくらいのアプローチで寄せることができ,すごくうれしかったです。そして,何より個人でうれしかったのが,パーよりバーディーが多く取れ,県大会よりもスコアが良かったことです。
最後に,チームとしては,千葉県地区予選会よりスコアが悪く,少し残念でした。でも,プレー中はとても楽しかったです。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
被災地の復興状況を見学して 4年:本間心海
私は,南三陸ホテル女将の阿部憲子さんや石巻観光協会のボランティアガイドさんの話を聞いて,「津波てんでんこ」という言葉が印象に残りました。「津波てんでんこ」とはバラバラに逃げることで,「津波てんでんこ」は大事なんだなと思いました。
石巻市の見学では,津波避難ビルが印象的でした。1番多く避難できるビルは,1000人だと聞きました。1番被害が多かった大川小学校の話では,判断を間違えると被害が拡大してしまうと言っていました。
津波は怖いのだと改めて,今まで以上に思い,「津波てんでんこ」の大切さを学びました。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
スナッグゴルフ全国大会に参加して 4年:藤方嶺斗
3年生からスナッグゴルフを始め,狙った所にボールが飛んだり,ピタッとくっついたりすると「よっしゃー」という気持ちになり,好きになりました。毎日,監督やコーチ,先生が教えてくれ,練習を続けたことで千葉県代表として全国大会に参加することができました。
全国大会でのプレー中はうまく打てる時と打てない時で,気持ちが強くなったり弱くなったりする時があり,緊張もすごかったです。でも,あきらめずにがんばれました。仲間がいたから「やろう」という気持ちになりました。
スナッグゴルフ全国大会は,ぼくにあきらめないこと,仲間を思うこと,感謝することを教えてくれました。
■成田市立加良部小学校(千葉県)
被災地の復興状況を見学して 4年:藤方嶺斗
東日本大震災の時,ぼくは4才でした。保育園で地震を経験しましたが,怖いという思いはあまり覚えていません。テレビでくり返し見た,災害の映像で津波は怖いと思いました。
今回初めて災害の場所に行きました。死者566名,今もどこにいるのか分からない人223名。生き残った人からの説明で「灰色みたいになってしまった」と言っていたのが心に残っています。
災害が起こる前と後の写真も見ました。驚くほど違っていました。見学した場所は,今も建物が崩れて,雑草が生えていました。
本当に大変だっただろうと思います。被災地は,これから,また新しい建物を建てて,人が住めるようになってほしいです。