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『ゴルフで宮城県を元気に!』スナッグゴルフ体験会 in 岩沼市・名取市(8月27日)

午後は、岩沼市にある『グリーンピア岩沼』で、岩沼市と名取市の小学生60名を招待して、スナッグゴルフ体験会を開催。
このイベントは、審判員を伴わないゴルフを通じて、子どもたちに、協力、誠実、我慢、思いやり、礼儀など、クオリティの高い価値観・道徳観を養ってもらうことで、日本の未来の担い手である青少年の健全育成に寄与することを目的としている。

今まで宮城県内の小学校にはスナッグゴルフセットが14校寄贈されているが、名取市においては、昨年、J・チョイが仲間のプロとともに下増田小学校へ、今年に入ってJGTOから高舘小学校、相互台小学校へ寄贈された。また岩沼市においては、今年、4校全校(岩沼小学校、玉浦小学校、岩沼西小学校、岩沼南小学校)に『カシオワールドオープンゴルフトーナメント』から寄贈された。(カシオワールドオープンを後援している高知県南国市が岩沼市と姉妹都市にあたるため)

宮城県内はこの日が2学期の始業式。夏休み中に真っ黒に日焼けした子供たちが元気に集まってきた。
スナッグゴルフ体験会に先立ち、岩沼市と名取市の代表児童にスナッグゴルフセットが贈呈された。冒頭に社団法人日本ゴルフツアー機構会長の海老沢勝二より、「子どもから大人まで、男女問わずプレーできるスナッグゴルフを体験していただき、マナーやルールを学びながら、いろんな形でゴルフの楽しさや面白さを味わってください。そしてそれが将来、みなさんの人生の大きな糧になるように祈っています」と挨拶があった。続いてジャパンゴルフツアー選手会会長の倉本が、「今日は短い時間ですが、6名のプロがみなさんに一生懸命スナッグゴルフを教えます。ケガをしないように、仲良く楽しくね。暑いから水をたくさん飲んでがんばりましょう」とエールを送った。
そしていよいよ実技講習がスタート。用具(ランチャー、ローラー等)の説明があった後、まずプロがデモンストレーションでフルショットを披露。その迫力あるショットを間近で見た子供たちからは大きな拍手と歓声が上がった。次に6グループに分かれ、クラブの握り方からはじめ、パット、フルショットなどの基本練習を、額に汗を光らせながら熱心に取り組んだ。プロが手取り足取り丁寧に指導した結果、ボールが飛ぶようになり、子どもたちの間に笑顔が広がった。その後、最長40ヤード、最短20ヤードの6ホールをプロと一緒に実践形式で回り楽しんだ。
そして実技講習の最後には、プロ代表 池田勇太と、ジャンケンで選ばれた岩沼市代表のコウスケくん、名取市代表のネオくんによる直接対決!
おまけを2打もらって挑んだ2人の児童だったが…。いきなり池田がホールインワンで、あっけなく勝負はついてしまった。しかし2人は周囲の応援を背に、最後まで一生懸命にプレーした。
プロに教えてもらった子供たちは、「スナッグゴルフは難しいけど、とても楽しかった」「またプロと対戦してみたい」などの感想を寄せた。
最後に倉本は、「ゴルフは審判のいない唯一のスポーツです。だから自分自身が審判です。ゴルフは礼儀を重んじ、スタート前とプレー後に握手をし、戦いを称え合うスポーツです。ルールやマナーを守って、自分に正直に。次に会う時までぜひそれを守ってくださいね」と伝え、また他のプロは、「みんなの笑顔でこちらも元気をもらいました。これからもスナッグゴルフを続けて、ゴルフにも興味を持ってくれたら嬉しいです。今日はどうもありがとう!」と優しい笑顔を子どもたちに向け、楽しい1日が終了した。

社団法人日本ゴルフツアー機構では、今後も様々なジュニア育成活動と、東日本大震災の被災地支援活動を続けて参ります。
9月22日(土)には、第1回宮城県南スナッグゴルフ大会を開催する予定です。