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倉本昌弘が節目の寄贈50校目で児童たちにスナッグゴルフを実技指導(10月15日)

広島県で2009年からスタートした、スナッグゴルフ支援自販機の寄金による、小学校へのスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈が節目の50校目となり、広島市立五日市観音西小学校で寄贈式典と実技講習会が行われ、74人の4年生の児童が参加し、秋晴れの運動場でスナッグゴルフを学んだ。

この活動は、倉本昌弘を中心とした広島県ジュニアゴルフ振興会のボランティアメンバーにより展開されている活動で、県内に設置されたスナッグゴルフ支援自販機の売り上げの一部が寄金され、広島市教育委員会を通じて小学校に用具が寄贈される仕組みで、自販機の設置事業者の賛同と協力により成り立つ地域貢献活動で、その設置台数は60台を超えている。

広島市内の141校が寄贈を待ち望んでいる中、その記念となる50校目の寄贈校として選ばれたのは広島市立五日市観音西小学校。グラウンド一面に準備された用具を使って、パットやチップショット、ピッチショットやフルショットの基本指導を受け、10グループに分かれたそれぞれのステーションで、ボランティアスタッフの熱心な指導を受けて、思い思いのスイングで実際にボールを転がしたり打ったりと楽しんだ。

西口治男校長は、「希望を出してから待望の導入です。スナッグゴルフは誰にでも出来るし、パットやショットなどワンパターンではないところが良いですね。来年度のクラブ活動に加えたいし、三世代交流でも活用をしていきたい。倉本プロには多忙な合間を縫ってお越しいただき保護者も地域もありがたいです。」と導入の日を迎えて感慨深げ。

また、4年生の担当で自身も実技指導を受けた石丸岳典先生は、「子どもたちにとって抵抗なく楽しめ、当たらなくても次にがんばろうと思える工夫がされている。また、ゴルフに繋がるように作られた用具でやり易かった。これから授業でも活用できるといいですね。」と、その魅力を体験して感じたようだ。

広島県ジュニアゴルフ振興会の久保弘睦会長は、「感無量です。倉本プロの講演を聞いていたコカ・コーラの方とのご縁がきっかけで、ここまで来ることが出来ました。心強いボランティアメンバーの皆さんのおかげです。市内141校全校導入を目指します。」と志は高い。
また、振興会の代表で、この活動を準備の段階から支えている枝広美子プロも、「素晴らしい皆さんに応援して頂いて感謝の言葉がみつかりません。」と、ひとつの目標達成に感謝の気持ちがあふれる。

そして当初の目標だった50校への寄贈を終えた倉本昌弘は、「6年での達成は良いスタッフと企業の賛同によるものです。1本のドリンクの購入から数円のチャリティによる用具の寄贈という仕組みは、景気に左右されないもの。そして次なる目標は75校、そして100校への寄贈導入を目指していきたい。また、今年は台風の影響で開催ができなかった広島大会を地道に続けていき、『スナッグゴルフ王国広島』を作っていきたいですね。」と見据える目標は壮大だ。

今年は9月に仙台で行われた第13回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会では、東広島市立三ツ城小学校が優勝、更には広島国際学院高等学校2年の金谷拓実が、第100回日本アマチュアゴルフ選手権競技を最年少で優勝するなど、広島の話題の多い年でもある。もちろん倉本自身も、PGA会長として新規開催に尽力した8月の郷心会40周年記念広島シニア選手権大会で優勝するなど地元への貢献度は高い。
また倉本は、この活動の他にも、1996年から続く「広島県スポーツ振興チャリティゴルフ大会」も推進していて、ゴルフや野球、そしてサッカーなど、子どもたちのスポーツ環境を応援しており、今年20年目となる地道な活動は、自身が生まれた広島県へのスポーツを通じた貢献に精力的に取り組んでおり、こちらのチャリティ寄金からも広島県内の小学校にスナッグゴルフの寄贈を計画しており、生まれ育った地元広島へのゴルフを通じた貢献活動を更にスピードを増して取り組んでいる。

【過去の関連ニュース・情報】

スナッグゴルフ支援自販機の設置が広島県からスタート!! (2009年8月27日)

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スナッグゴルフ支援自販機の仕組み