第13回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会への出場権をかけた、鳥取地区予選会を2か月後に控え、伯耆町内の小学生を対象とした合同練習会が、伯耆町総合スポーツ公園多目的グラウンド行われた。
伯耆町では町内全校がスナッグゴルフを導入しており、昨年6月には第1回伯耆町スナッグゴルフ大会兼鳥取地区予選会も行われ、岸本小学校が鳥取県初の全国大会への出場を果たしており、全国大会を目指して町内5つの小学校から56名が参加して基礎練習を学んだ。
この日の講師を務めたのは、地元の境港市出身の石川裕貴。
実技講習会の前には「スポーツの楽しさ」をテーマに講話も行われ、サッカーに夢中だった小学生の頃の思い出や、ゴルフを始めたきっかけやプロを目指した経緯、そしてスポーツを通じた友情やルールやマナーを守ることの大切さなどが子どもたちに伝えられた。
更に地元の大山ゴルフクラブに所属する平石武則も応援に駆け付け、石川裕貴とともに子どもたちにグリップの握り方や打ち方などの基本指導を行い、パットやチップショットでの得点ゲームでは、高得点を記録したチームとハイタッチで称えるなど、青空に映える大山のふもとで、子どもたちと楽しいひとときを過ごした。
合同練習会を終えた石川裕貴は、「小学生のみんなとスナッグゴルフができて楽しかったです。」と話し、平石武則は、「しっかりと打ち方を学べばもっともっと楽しくなるのでがんばって。」と子どもたちを激励した。
伯耆町での合同練習会は、この日を皮切りに6月28日の鳥取地区予選会までに5回行われる予定で、町をあげた取り組みが今年も進められている。