爽やかな秋晴れの下、8月に同じ村内のグランディ那須白河ゴルフクラブにて『ダンロップ・スリクソン福島オープン』が開催された、西郷村にある川谷小学校にて、スナッグゴルフの実技講習会が行われた。
西郷村には小学校が5校あるが、その全てに、大会を主催するダンロップスポーツ、福島中央テレビ、日本ゴルフツアー機構の3者による社会貢献活動の一環として、スナッグゴルフのスクールセットが寄贈され、川谷小学校で3校目の実技講習となった。
川谷小学校は、全校生徒が32名と西郷村の中では最も生徒数が少ないが、1・2時限目で1年生から4年生までの18名、3・4時限目で5・6年生の14名と、生徒全員がスナッグゴルフを体験出来た。
後藤美希子プロの指導で開始された講習会は、朝方の寒さをものともせず、講習が進むにつれて生徒たちもヒートアップ。途中、ローラーの練習でのふり幅を示す「時計盤の7時から5時まで」という言葉を聞いた生徒たちは、オリジナルの歌まで作って練習に励んでいた。
その後行われたチーム戦によるミニゲームでも、自分だけが頑張るのではなく、同じチームの仲間を応援して、高得点を獲得した仲間を大歓声で称えるなど、小規模校ならではのチームワークの良さを発揮していた。
続けて行われた5・6年生の講習会では、低学年の生徒たちほどのテンションの高さはないものの、後藤プロの指導に真剣に耳を傾けて、クラブの持ち方、構え方、振り方を丁寧に実践していた。
最後に行われた後藤プロとの真剣勝負では、代表児童がミラクルショットを連発。プロからもらった2つのハンデを使わずにプロに勝利し、大盛り上がりの中、実技講習会は終了した。
西郷村を含む、しらかわ地区では、「ゴルフタウンしらかわ推進協議会」の旗振りのもと、ゴルフ場への来場客の増加を目指した地域の取り組みが関連各団体・各社の協力により推進されていて、スナッグゴルフによる底辺拡大活動にも積極的に参画しており、11月8日には、白河の伝統的な食やオシャレで洗練された食の提供をテーマにしたイベントである「Decoraしらかわ2014」と連動して、白河駅前イベント広場にてスナッグゴルフ体験会が開催される。
また、西郷村では、来月11月22日(土)にグランディ那須白河ゴルフクラブにて、第1回しらかわスナッグゴルフ大会が開催される計画で、西郷村のみならず、しらかわ地区を含めた福島県内の小学校からの参加が見込まれており、これからますますゴルフの本格的な盛り上がりが期待されている。