チャレンジトーナメント「Novil Cup」が開催される、Jクラシックゴルフクラブ近隣の阿波市立土成小学校でスナッグゴルフ実技講習会が行われ、5限目に3年生46名、6限目に4年生36名、そして放課後には8月の全国大会に出場する6人のメンバーが参加しての実技講習会が開催され、香川県で活動する増田能子プロの指導のもと、体育館で基礎練習と実践ゲームを体験した。
実技講習会では、増田プロのお手本ショットの際に、3年生の児童たちがジワリジワリとプロに寄って来て、気が付くとパットのテークバックが出来ないくらいに接近して囲まれるほど、吸収したい気持ちが体で表現されたようだった。
また、講習の締めくくりに「誠実」をテーマにした紙芝居で、増田プロのトーナメントでの実体験も披露すると、皆、真剣な表情で聞き入って、その吸収意欲に改めて感心させられた。
土成小学校の児童たちは、毎年4月上旬に開催されるNovil Cup最終日に行われる、スナッグゴルフ体験会とキッズエスコートに参加しており、男子プロのダイナミックなプレーを間近で見学もしており、今年参加した児童たちはこれまで以上の魅力に引きこまれ、体験会後に全国大会への出場意欲を高め、それが実現することになった。
全国大会への出場が決まってからは、小学校のグラウンドを利用した定期的な練習を開始したが、大会はゴルフ場のフェアウェイで行われるため、実践に即した練習環境が必要となり、Jクラシックゴルフクラブに相談をしたところ、夕方の受け入れを快諾して頂き、ゴルフ場のフェアウェイを活用した実戦練習も重ね始めている。
土成小学校の全国大会への出場は、徳島県からとしても初めてとなり、背負う期待も大きくなるが、この日の実技講習会では、特に3年生が意欲的に取り組んでいたので、更に来年も引き続いての参加が早くも約束されたようだ。
第12回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会は、8月9日(土)に宮城県の仙台ヒルズゴルフ倶楽部で開催される。