今年の「スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会」は、広島県の東広島市立三ツ城小学校が、昨年の雪辱を晴らした。過去2勝の強豪校も、4位に甘んじて、あと一歩でシード入りすら逃した第10回大会。
「昨年の悔しさをバネに、日々一生懸命に練習してきました」とは同校キャプテンの成田遊聡(ゆうと)くん(小4)。今年は県内予選から、地道に勝ち上がって迎えた晴れ舞台。
チームストローク137は、一丸となって汗を流したたまものだった。
2年ぶり3度目の栄冠を取り戻して「念願の優勝が出来て本当嬉しいです」と、チームみんなで感極まった。
今年は、全国から23校がエントリー。その中には、2年前の東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県から相馬郡の新地町立新地小学校と、開催地の地元でもある宮城県からは、亘理郡の亘理町立吉田小学校が、主催者推薦で初出場を果たした。
新地小学校が、スナッグゴルフの練習を始めたのは今年の6月から。また吉田小学校は、3月からと、まだ導入から日が浅いながらも、大奮闘だった。
入賞こそ手が届かなかったが、「みんなで力を合わせて頑張れたし、とっても楽しかった!」とは、吉田小学校のキャプテン青柳柊生(あおやぎしゅうせい)くん(小4)。
本戦ではプロゴルファー6人による、ドリームチームの面々との対戦にも胸を弾ませながらも、「自分のプレーで一生懸命すぎて・・・。プロのみなさんのプレーをゆっくり見る余裕もありませんでした」と照れ笑いで済まなそうに、それでも優勝した三ツ城小学校の面々もそうであったように、青柳くんも選手を代表して閉会式の挨拶でマイクを握り、支えてくれたご両親や学校の先生方、そして監督にもしっかりと感謝の気持ちを伝えた。
そして、大会を支えてくださった大勢のみなさんにも。
今年は会場内に「伊達の牛たん本舗」の牛タンや笹かまぼこの「ささ佳」。
村田町の「NPO法人 自然農園」のみなさんは、地元B級グルメの“石巻焼きそば”やカキ氷を子どもたちにふるまってくださった。
またドリームチームの面々と子どもたちが一緒に頬張ったカレーは、「みやぎの環境保全米ひとめぼれ」と、ハウス食品「めざめるカラダ朝カレー」のコラボレーションでスタミナ十分!
ハウスウェルネスフーズのC1000レモンウォーターで、こまめに水分を取るなど、熱中症対策も万全に、みな暑さにもめげずに、最後まで気丈に戦い抜くことが出来た。
そのほか、開催コースを提供してくださった仙台ヒルズゴルフ倶楽部のみなさん。競技進行とスコアマーカーのボランティアとして大会に協力してくださった「仙台エコーライオンズクラブ」のみなさん。大会運営や、選手輸送にご協力してくださった東北福祉大のみなさん。
大会特別協賛の「全日本空輸株式会社」と「GMA」と「PGMホールディングス株式会社」と「アイテック株式会社」のみなさん。
そのほか、ここに書ききれないほどたくさんの協賛各社のみなさん。
そして、ドリームチームとして盛り上げてくれた6人のプロのほかにも、大会を支援してくれた57人のプロゴルファーのみなさん。
今年も子どもたちは、みなさんの多大なるご声援を受けて、厳しい暑さにも誰一人として負けずに、お友達と力を合わせて最後まで、元気いっぱい頑張りました!
たくさんのご支援を、本当にありがとうございました。
★成績は「コチラ」よりご覧いただけます。