第7回茨城A地区予選会は、晴天のもと宍戸ヒルズカントリークラブ で開催され、笠間市内の13校の小学校から78名が参加して行われた。

競技は、全国大会を彷彿させるようなハイレベルな戦いとなり、笠間市立北川根小学 校が2年ぶり4度目の優勝を果たし、7年連続7回目の全国大会への出場を決め、第2位 の笠間市立友部小学校、第3位の笠間市立岩間第三小学校、そして昨年の全国大会3位 でシード校の笠間市立稲田小学校とともに全国大会への出場権を獲得した。

全国大会に出場する4校のキャプテンは、「全国大会に出場できて夢のよう。頑張り ます。」とスピーチした。 笠間市内でのスナッグゴルフの取り組みは、日本ゴルフツアー選手権における社会貢献活動の一環として2003年から始まり、8年が経過する現在も活発な活動が継続してい る。

笠間市教育委員会と宍戸ヒルズカントリークラブの協力による、4月からの合同練習 会には、毎回、定員を上回る児童たちが練習に訪れていて、桜の開花とともに始まる 行事として恒例となっている。

8年の時間の積み重ねは笠間市のゴルフレベルと質を益々引き上げている。 選手たちの礼儀正しさ、機敏なプレーぶり、同伴競技者への配慮などは、どの児童に も身についており、この日、スコアラー業務に協力して頂いた各校の先生方も、スコ アを記録するだけでなく、選手への的確な対応や、円滑な競技進行に大きく貢献して いる。また教育委員会からも多くのスタッフが大会運営にあたり、迅速で円滑な競技 となった。

笠間市教育委員会の飯島勇教育長 は、「指示待ちの子どもたちが多い中、スナッグゴルフは自分で考え自分で判断し、 その結果も自分が受け入れるという、全て自分の責任、というところが素晴らしい」 と、ゴルフの魅力を感じ、市内での活動を推進してくれている。

更にゴルフ場の受け入れ態勢も整っており、合同練習会以外の日でも児童たちの練習 を温かく受け入れ、練習環境の提供に協力して頂いている他、この日の予選のために 土曜日にも関わらず、お客様のスタート時間を調整してコースを早めに開放して頂 き、スムーズな準備が行われた。

コースコンディションについても、ティグラウンド と同等のメンテナンスがフェアウェイに施され、最高のコンディションでの大会と なった。

ゴルフ場を運営する株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部の坂本好伸社長は、「宍戸ヒルズ カントリークラブでは、今年の8月に高校ゴルフ選手権を開催するなど、ジュニアの ゴルフ環境の提供を行っています。

これからも皆さんがゴルフを楽しめるようにして いきます。」と話し、今後も地元の子どもたちを迎えてくれる。

<第7回スナッグゴルフ対抗戦茨城A地区予選会成績／497ヤード・パー36>
優勝　笠間市立北川根小学校　138ストローク <全国大会への出場権を獲得>
2位　笠間市立友部小学校　141ストローク <全国大会への出場権を獲得>
3位　笠間市立岩間第三小学校　143ストローク <全国大会への出場権を獲得>
4位　笠間市立稲田小学校 156ストローク　<全国大会シード校>
5位　笠間市立箱田小学校 169ストローク
6位　笠間市立佐城小学校　176ストローク
7位　笠間市立友部第二小学校 177ストローク
8位　笠間市立岩間第一小学校　185ストローク *
9位　笠間市立宍戸小学校 185ストローク *
10位　笠間市立笠間小学校　201ストローク
11位　笠間市立大原小学校　202ストローク
12位　笠間市立岩間第二小学校　205ストローク
13位　笠間市立南小学校　206ストローク
*　同スコアの場合にはスコアの少ない選手がいる小学校が上位となる

ベストスコア賞
常井洸希(笠間市立友部小学校4年生)　25ストローク

ホールインワン賞
常井洸希(笠間市立友部小学校4年生)　3番ホール24ヤード
宮窪千佳(笠間市立北川根小学校3年生)　6番ホール21ヤード

＜予選会にご協力頂いた皆様＞
笠間市教育委員会　教育長　飯島勇さん
笠間市教育委員会　スポーツ振興課　課長　松江和男さん
笠間市教育委員会　スポーツ振興課　課長補佐　上野学さん
笠間市教育委員会　スポーツ振興課　山口美徳さん、松田輝雄さん、久保田博和さん、
笠間市教育委員会　スポーツ振興課　掛札潤さん、嶌田一夫さん
笠間市体育協会アマチュアゴルフ部　会長　蛯澤幸一さん
株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部　代表取締役社長　坂本好伸さん
宍戸ヒルズカントリークラブ　総支配人　草野通朗さん
宍戸ヒルズカントリークラブ　支配人　青木裕次さん
宍戸ヒルズカントリークラブ　倉坂秀さん、長嶺豪さん
宍戸ヒルズカントリークラブ　東コース担当グリーンキーパー　乙野圭司さん
宍戸ヒルズカントリークラブの皆さん
(宍戸ヒルズCCより副賞と参加賞をご提供頂きました)