今年が記念大会となる50周年を迎える三井住友VISA太平洋マスターズ(11月10日から13日)が開催される太平洋クラブ御殿場コースから御殿場市内にある小学校で最も近い御殿市立印野小学校ではトーナメント会場での社会学習見学を計画しており、第一弾は10/26日にJGTOが行うスナッグゴルフ実技講習会が開催、運動クラブの児童が体験をしたが、本日は第二弾となる三井住友VISA太平洋マスターズ特別出前授業が行われた。
御殿場市立印野小学校5、6年生児童42名が参加、先日のスナッグゴルフ実技講習会でも講師を務めた、太平洋クラブ御殿場コースを拠点に活動を展開する、チームセリザワゴルフアカデミーの高田順史ヘッドプロが引き続き担当した。
前半はゴルフの歴史やゴルフ用具(クラブの種類)、ゴルフルール、太平洋マスターズについてのお勉強と、後半は先日のスナッグゴルフ実技講習会に参加できなかった児童の代表2名が高田順史ヘッドプロからスナッグゴルフの打ち方やルールを学んだ。
講師を務めた高田順史ヘッドプロから、「ゴルフを知らない子も実際に社会学習見学でトーナメント会場に来てもらい会場の雰囲気やプロゴルファーが打つボールの音や飛距離を体験して今回のことをきっかけにゴルフに興味をもってスナッグゴルフから初めてもらえればうれしい」とメッセージを残した。
御殿場市では、2019年からJGTO日本ゴルフツアー機構による、地域社会貢献活動を兼ねたゴルフ普及策として、トーナメントと連携しスナッグゴルフ用具が導入され、プロゴルファーが実際に小学校に訪問しての実技指導を行い、オリンピック・パラリンピックの開催もきっかけに、ゴルフが産業やツーリズムに貢献しているということから、ゴルフを含めたスポーツ振興に更なる力を入れているそうで、御殿場市にスナッグゴルフ用具が導入された2019年から僅か3年程だが、市内10校中9校でスナッグゴルフのクラブ活動がスタートしている。
7月に開催された、『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクト supported by リシャールミルジャパン基金』第19回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村では、静岡県を代表して御殿場市立富士岡小学校が2年連続2回目の出場を果たした。
この特別出前教室は三井住友VISA太平洋マスターズ御殿場市協力会が主催して今回で2回目の開催となった。
前回2020年度の特別出前授業はトーナメント自体が無観客開催となり、児童が会場に来場できず、プロゴルファーへ応援メッセージを届けるだけとなってしまったが、2回目となる今年は練習ラウンド日の8日火曜日には3、4年生が、11日の金曜日には今回特別出前授業に参加した5、6年生が社会学習見学として50周年を迎える三井住友VISA太平洋マスターズが開催されている太平洋クラブ御殿場コースに来場し、プロゴルファーに生の声援を送る。
又、大会の最終日に第4回御殿場市スナッグゴルフ大会とキッズエスコートも計画されており、御殿場市でのキッズゴルフの普及が益々盛り上がっていきそうだ。