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宮城県石巻市立北上小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(2月22日)


仙台から北東に1時間30分、岩手県から続く雄大な北上川をのぞむ高台にある、石巻市立北上小学校で、スナッグゴルフ実技講習会が行われ、1年生から6年生までの全校児童86人がゴルフを学んだ。



石巻市でのスナッグゴルフの実技講習会は、2015年に谷口徹が中里小学校を訪問して以来。


北上小学校は、東日本大震災で被災した相川小、吉浜小、そして橋浦小の3校が統合して2013年4月に開校。その後2020年4月に新校舎が完成し、この日の講習会は暖房完備の体育館で行われた。



仙台を中心に活動する後藤美希子プロの指導で、パット、チップショット、ピッチショット、フルショットの基本指導に加え、代表児童とプロによるガチンコ対決など、限られた時間の中ではあったが内容の濃いゴルフを学習した。


北上小学校はバス通学のため、5限目で授業が終わる一年生は、バス乗車までの待ち時間を利用して、スナッグゴルフの練習が既に行われているそうで、ローラー(パター)の得点ゲームでは他の学年よりも盛り上がり、感想発表でも元気いっぱい手をあげて積極的に発表してくれた。



石巻市でのスナッグゴルフの導入は、東日本大震災からの復興を願い、 2014年に3校2015年に3校、そして昨年末に6校と、市内33校のうち約3分の1の12校に導入されているが、日本ゴルフツアー機構では、引き続き市内全校への導入を目指し、継続的な活動を展開していく予定だ。