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第9回笠間市長杯スナッグゴルフ大会を開催(5月13日)


スナッグゴルフ対抗戦茨城県予選会の前哨戦となる、第9回笠間市長杯スナッグゴルフ大会が、宍戸ヒルズカントリークラブで開催され、市内全11小学校に加え、近隣の常陸大宮市つくばみらい市からの交流参加を迎え、総勢75名による盛大な大会が開催された。



競技は、昼までの雨では中止もやむなし、という状況だったが、スタート前に小雨に変わり、断続的に傘は手放せないものの、宍戸ヒルズのフェアウェイはそんな雨にはびくともせず、素晴らしいコンディションでプレーが完了できた。
このレベルの高い市長杯を制したのは、笠間市立北川根小学校。2位の宍戸小学校に3打の差をつけ、その強さを見せつけた。



笠間市長杯はその名の通り、笠間市が主催する大会で、山口伸樹市長みずからが、「新学期を迎えて間もない茨城県予選は、子どもたちも試合慣れしておらず、おぼつかない子もおり、更なるレベルアップのためにも前哨戦と位置付けられる大会を市が主催で作ろう!」と提案、その翌年には早くも実現化
それまでも笠間市の小学校が全国制覇した実績は多々あるが、以来、市内の小学校が全国大会で上位を占める割合も増している。



この様な活動から誕生したプロも多く、笠間市からは、星野陸也畑岡奈紗金澤志奈佐久間綾女などを排出しているほか、その予備軍となる高校・中学のジュニアゴルファーも着々と育っており、地域のジュニア大会などでは優勝の報告もちらほら聞くほどだ。



これらの活動は、BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップを旗印に、笠間市、小学校、教諭、指導者、児童と保護者、そして毎週末ゴルフ場を開放してくれる宍戸ヒルズカントリークラブなど、地域が一丸となった協力体制の成果である。
更に今回も笠間市スポーツ推進委員協議会のスタッフによるスコアラー業務のサポートに加え、今年から新たにJCI笠間青年会議所も大会のサポートに加わり、地域が子どもたちの環境を支える形が強固になった。



いよいよ3週間後の6月3日(土)には、『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトsupported byリシャールミルジャパン基金』第20回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村への出場権をかけた、茨城県予選会がここ宍戸ヒルズカントリークラブで開催されるが、BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップと連携した華やかな舞台が、笠間市の子どもたちを迎える準備が整いつつある。


【第9回笠間市長杯スナッグゴルフ大会成績】 (9ホール/507ヤード/パー36)


●団体戦
優勝 北川根小学校 74ストローク
2位 宍戸小学校 77
3位 岩間第三小学校 77
4位 友部小学校 78
5位 岩間第一小学校 89
6位 稲田小学校 91
7位 岩間第二小学校 94
8位 友部第二小学校 97
9位 みなみ学園義務教育学校 103
10位 笠間小学校 108
11位 大原小学校 121
※同スコアの場合、最も良いスコアの選手がいる学校が上位となる。

<特別招待> 常陸大宮市立大宮小学校 80
       つくばみらい市 112

●ベストスコア
鶴田陽希(宍戸小6年)22ストローク14アンダー

●ホールインワン
伊藤尊(北川根小6年)2番20Y、8番17Y
鶴田陽希(宍戸小6年)8番17Y
一瀬陽希(岩間第三6年)8番17Y

●アルバトロス
島津陽太(友部小6年)3番81Y