初夏の青空のもと宝塚ゴルフ倶楽部で、小林聖心女子学院100周年記念行事としてのスナッグゴルフ体験会が行われ、約100名の児童とその保護者が緑豊かな芝生のうえでゴルフを体験した。
この体験会は、宝塚ゴルフ倶楽部に隣接する小林聖心女子学院が創立100周年を記念して企画されたもので、スナッグゴルフ体験会の他に保護者を対象としたゴルフ懇親会も秋に計画されている。
小林聖心女子学院と宝塚ゴルフ倶楽部は、約100年に渡るお付き合いの歴史があり、まだ柵が設けられていない当時は、子どもたちが自由にゴルフ場の芝生で遊ぶ姿もあったとか。
その関係は今でも「校外学習」という正課に名を変えて、ゴルフ場の敷地の一部を開放して、芝生滑りなどのレクリエーションとして続いているそうだ。
あれから100年の時が流れ、そんなご縁もあって、周年行事でスナッグゴルフが採用され、パットやチップショットにフルショット、そして4ホールのコースプレー体験など、それぞれの親子が楽しい時間を過ごした。
宝塚ゴルフ倶楽部は1926年大正15年に国内プロ第一号として知られる福井覚治氏の設計で開場。以来、戦争による接収などの苦難を乗り越え97年の歴史を積み重ねる。JGTO日本ゴルフツアー機構の初代会長でもある島田幸作プロが育ったコースという縁もあり、スナッグゴルフ大会が毎年この舞台で開催されており、宝塚市の小学校には、ゴルフ場からの寄贈により、スナッグゴルフ用具が導入されて、又、宝塚ゴルフ倶楽部が月2回ゴルフ場を開放、宝塚市ゴルフ協会の方々が練習会を開催をするなど、地域の方々とゴルフ場が連携した普及活動を展開している。
第12回宝塚市民スナッグゴルフ大会は、7/29(土)に開催を予定しており、この体験した小林聖心女子学院など市内の小学生が、全国大会への出場権獲得を目指すことになる。
目指す全国大会は、第20回の記念大会として11月4日(土)に兵庫県の三木ゴルフ倶楽部で開催される。
【全国大会実施要項】
『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトsupported byリシャールミルジャパン基金』第20回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in三木市