第1回に続く2回目は、基礎練習の復習に続き、新たにフルショットが加わり、よりゴルフの楽しさが感じられる講習内容で、吉竹正典プロによる丁寧な指導で、子どもたちは更に上達している印象を伺わせた。
半世紀に渡るANAオープンの歴史は、その舞台も変わらず50年の月日を重ねてきた。
札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースは北広島市に8コースあるゴルフ場の中で最も開場が早く、まさにANAオープンと共に地域に根付いて定着している大会である。
そんなゴルフ環境に恵まれた北広島市から、更なるジュニアゴルファーを発掘しようと始まった『きたひろジュニアゴルフクラブ』は、市をあげての応援体制でスタートを切った。
雪国北海道で、冬にスポーツを楽しむためには、体育館の確保が何よりもまず大事な手続き作業だが、北広島市総合体育館は教育委員会が管轄する施設のため、昨年秋には予約手続きが完了して、奇跡の9回分が確保され、続いて市内8小学校に案内チラシを配布して、年末までには参加者が定員に達したのは、ANAオープンをきっかけとしたゴルフに対する認知度の高さからだと言える。
そんな北広島市の意気込みに賛同して、日本ゴルフツアー機構から、改めて新品のスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈が行われる予定で、子どもたちのゴルフ環境も整いつつある。
今後、5月までに全9回の体験会を受けた児童たちは、間もなく50年の歴史を迎える札幌北広島ゴルフ倶楽部で5月25日に開催の、『北広島スナッグゴルフ大会』での本番腕試しが控えており、この大会でがんばった代表校には『全国大会』への出場権も与えられ、代表選手はANA全日本空輸株式会社から、渡航のための航空券の支援という手厚いサポートも受けられる予定だ。
まだまだゴルフの種は蒔かれ始めたばかりだが、北広島市から次なるゴルファーの誕生が望まれる。
〈サポートありがとうございました〉
札幌北広島ゴルフ倶楽部・吉竹正典プロ
札幌北広島ゴルフ倶楽部・藤山亨副支配人
【Thanks!!】
『きたひろジュニアゴルフクラブ』の活動はANAからの航空機利用の支援により運営されています。
『ANAオープンゴルフトーナメント』は北海道北広島市にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースにて9月12日(木)から15日(日)に開催されます。