NHK放送センターでは、カメラ映像を切り替え選択し、お茶の間のテレビに番組として届ける仕組みや、場内で携わるスタッフの役割、そして一週間に関わるテレビスタッフの人数がのべ800人を超えるという、お仕事としての解説も聞いて学んだ。
サッカーの試合ならば1つのボールを追うことである程度の番組が制作できるが、ゴルフの場合は、沢山のボールとそれを打つ選手が、どこでどんなプレーをしているかを把握して、スイッチを切り替える難しさなども教えてもらった。
プレー見学では、緊張感の中にも試合とは違った、ゆとりを感じさせる練習の様子を見て周り、ティショットの場面ではプロ選手から子どもたちをティーインググラウンドに呼び寄せ、ロープ内のしかも後方2メートルの至近距離からドライバーショットを見せてくれるなど、スペシャルな体験も楽しんだ。
見学した児童たちは「ボールが一直線!」とか「すげ~」など、野球のホームランの2倍は遠くに飛んでいくプロゴルファーのパワフルショットに釘付けになった。
笠間市では市内11校全校がスナッグゴルフを取り入れ活動を行なっており、各校では外部コーチがその指導にあたり、もちろん全国大会での優勝候補がぞろぞろ。
大会3日目の土曜日には、全国大会への出場権がかかる茨城県予選会も行われる。
笠間市出身の星野陸也、大貫渉太朗、畑岡奈紗、金沢志奈、佐久間綾女など、多くのプロゴルファーが子どもたちの身近な目標ともなっている。
尚、社会学習見学は木曜日と金曜日にも行われる予定で、市内の小学生が総勢600人、その輸送のためのバスをのべ16台で輸送する。
この社会学習見学の実施に大きく尽力して頂いた、森ビル株式会社と森ビルゴルフリゾート株式会社の皆さんには、感謝感謝の一週間となりそうだ。