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第5回加東市スナッグゴルフ大会を開催(10月20日)

全国大会への出場権をかけた都道府県予選会は、残すところ2会場となり佳境を迎えているが、兵庫県加東市での大会は、寒冷前線の南下による雨と雷の予報から、土曜日のスタートを1時間早める対応をとったものの、スピードを早めた前線は昼前から雨を降らせ、やむなく翌日順延を決定して、決戦は日曜日に行われることとなった。



そして迎えた大会当日は、打って変わっての秋晴れに恵まれ、第5回目を迎えた加東市スナッグゴルフ大会には、加東市を中心に交流を含め20人が参加してその成果を競い合った。


会場となったABCゴルフ倶楽部の、ドライビングレンジに特設された9ホールの特設コースは、本コースと遜色ないメンテナンスで、選手たちは高速グリーンに悩ませられながらも、レベルの高いショットとパットで、バーディやイーグルを決めるなどナイスプレーで楽しんだ。


個人の部で総合優勝に輝いたのは、兵庫教育大学附属小3年の堀陽愛さんで、後続に4打の大差をつけての圧勝で、初のタイトル獲得となった。



団体の部でも兵庫教育大学附属小が優勝して2年連続2回目となる全国大会への出場権を獲得した。



兵庫教育大学附属小学校は、聞き覚えのある方も多いだろう。


2022年にアマチュアながらプロツアー大会で2勝という歴史的な偉業を成し遂げた蟬川泰果の母校である。


まだ東北福祉大4年だった蟬川は、6月にABEMAツアーの『ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山』で最終日に63を叩き出して優勝、続く9月の『パナソニックオープン』では、岩﨑亜久竜に競り勝って史上6人目のアマチュア優勝を果たし、10月には『日本オープン』まで制して史上初のツアーでのアマ2勝目を挙げ、同月31日にプロ転向を表明した。


そんな蟬川は昨年の3月、母校に凱旋訪問して、スナッグゴルフ実技講習会で子どもたちにホンモノを披露、給食も共にして子どもたちにゴルフの魅力を楽しさを伝授。


その効果もあって、昨年の全国大会に続き、連続出場に繋がった。



表彰式後の記念撮影では、「全国大会がんばるぞ!蝉川泰果プロ応援してね!」とチームが声を合わせて活躍を誓った。



JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトリシャールミルジャパン財団第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in三木市は、11月30日(土)にお隣の三木市にある三木ゴルフ倶楽部で開催される。



第5回加東市スナッグゴルフ大会成績

(9ホール/420ヤード/パー33)


●団体の部
優勝 兵庫教育大学附属小学校 99ストローク<全国大会出場>
2位 加東市立東条学園小中学校 115
3位 加東市立滝野南小学校 116


第5回加東市スナッグゴルフ大会
(9ホール/420ヤード/パー33)


●総合優勝者
堀陽愛 (兵庫教育大学附属小学校3年) 28ストローク5アンダー


●6年生の部
優勝 村上莉桜 (東条学園小中学校) 36ストローク
2位 丸山歌恋 (東条学園小中学校) 44


●5年生の部
優勝 渋谷和輝 (兵庫教育大学附属小学校) 32ストローク1アンダー
2位 三谷隼士 (社小学校) 36
3位 西嶋颯音 (兵庫教育大学附属小学校) 39
4位 藤川夕凛 (滝野南小学校) 40


●4年生の部
優勝 村上來咲 (東条学園小中学校) 43ストローク
2位 松本星咲 (東条学園小中学校) 51


【Thanks!!!】

ABCゴルフ倶楽部 支配人 伊喜利洋様

加東市商工会 副会長 加東市ゴルフ協会 会計担当理事•事務局長 長沼恒雄様

加東市教育委員会事務局 教育振興部 生涯学習課 課長 岸本孝司様

ABCゴルフ倶楽部 競英雄様

兵庫県スナッグゴルフ協会 田中久佐雄様

株式会社ABCゴルフ倶楽部の皆様