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「第7回くまもとスナッグゴルフ大会」と「くまもとジュニアゴルフレッスン会」を開催(10月26日)

毎年5月にJLPGAツアー・KKT杯バンテリンレディスオープンが開催されている、熊本空港カントリークラブで、全国大会に出場するための最後の1枠を争う「第7回くまもとスナッグゴルフ大会」と「くまもとジュニアゴルフレッスン会」が行われた。



午前に行われたレッスン会には、小学生から高校生までの18名が参加し、初心者、中級者、上級者のグループに分かれ、熊本県出身の木下康平、大分県出身の坂本隆一田中元基が講師を務めた。


このレッスン会は、自身がジュニア時代に、プロゴルファーとの交流から、刺激を受けた思い出に感謝を込めて木下康平が企画したもので、くまもとスナッグゴルフ大会へのドリームチーム参戦と連動して実施された。



ドライビングレンジでは、上級者には足裏の重心位置の置き方や、前傾姿勢のキープの仕方、インパクト後にヘッドアップをしないボールを見送る目線のとり方など、実践から学んだレベルの高い要素を伝授。

一方で初心者には、スナッグゴルフのランチャーを使って高いティーアップからボールを捉える方法など、まずはボールが空高く飛び、手に伝わる打感を楽しんでもらうなど、工夫を凝らした指導が行われた。

続くアプローチやパットでも、そのレベルに合わせた丁寧な指導が行われ、ロブショットの極意なども学んだ。



参加したジュニアたちは、「ちゃんとした打ち方を教えてもらいドライバーが飛ぶようになった(初心者)」「はじめてゴルフをしたけど教えてもらい打てるようになり楽しかった」「新しい発見があり試合でそれを使ってみたい(上級者)」「プロから教えてもらいプロの本気ショットも見せてもらいまっすぐ飛んですごかった(中級者)」などの感想が発表された。


講師を務めたプロゴルファーも感想を発表。

田中元基は「今日学んだことで練習場で打ってみたい試してみたいというふうになりゴルフを楽しんでほしいです」と話し、坂本隆一は「良いマナーでゴルフも上手になるのでこれからも楽しんで」とメッセージを送り、このレッスン会を企画した木下康平は「今日のレッスン会で何か持ち帰れるものがあったなら嬉しいしこれからもゴルフを楽しんでほしいです」と心からの気持ちを言葉に表した。



ランチを挟んで行われた、「第7回くまもとスナッグゴルフ大会」でも、木下康平、坂本隆一、田中元基が『くまもとドリームチーム』として参戦し、子どもたちと同じクラブ、同じボール、同じ距離でガチンコ対決に挑んだ。


子どもたちのグループに3人のプロゴルファーが加わり、2ホールを一緒にプレーしながら後続組に移動し、参加者全員がプロとの交流を楽しみ、その圧倒的な飛距離を目に焼きつけた。

プレーの途中では記念撮影をしたり、サインをもらったり、趣味のゲームの話で盛り上がるなど、有意義な時間を過ごした。



競技はドライビングレンジに特設された9ホール・パー33のセッティングで競われ、合志市立南ヶ丘小6年の泉愛さんが総合優勝した。

泉さんは昨年、一学年後輩の柴田紳二郎くんにプレーオフで敗れ悔しい思いをしたが、一昨年以来2回目となる栄冠を取り戻し、「今年は絶対に勝つという気持ちで出たので勝てて嬉しい」と喜びを語った。


団体の部では、菊陽町立菊陽西小が優勝して2019年以来4回目となる全国大会への出場権を獲得し、「全国大会で1位をとれるようにがんばります」と力強く意気込みを発表した。


『くまもとドリームチーム』は、菊陽西小の優勝スコア117に対し71の驚異的な大差で勝利した。中でも全国大会でのドリームチーム経験が4回という、もはやスナッグゴルフでもプロゴルファーの筆頭格の木下康平が、パー4でのホールインワンを含む21ストロークでプロの部ベストスコアを記録した。


尚、全国大会への出場権をかけた都道府県予選会は、くまもと大会をもって完了し、24校123名が出揃った

JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトリシャールミルジャパン財団第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in三木市は、11月30日(土)に兵庫県三木市にある三木ゴルフ倶楽部で開催される。



スナッグゴルフ対抗戦第7回熊本県予選会
(9ホール/420ヤード/パー33)


●団体の部
優勝 菊陽町立菊陽西小学校 117ストローク <全国大会への出場権を獲得>
2位 大津町立大津南小学校 124
3位 合志市立南ヶ丘小学校 142
4位 益城町立広安小学校 146
プロチーム 71


第7回くまもとスナッグゴルフ大会
(9ホール/420ヤード/パー33)


●総合優勝 泉愛(合志市立南ヶ丘小学校6年生)26ストローク7アンダー


●6年生の部
優勝 泉愛(合志市立南ヶ丘小学校)26ストローク
2位 松熊美也琵(大津町立室小学校)27
3位 田野漣大(大津町立大津南小学校)34
4位 高山早士郎(益城町立広安小学校)43


●5年生の部
優勝 柴田紳二郎(合志市立西合志南小学校)31ストローク
2位 関涼太(菊陽町立菊陽北小学校)33
3位 深井あさひ(合志市立西合志東小学校)34
4位 八幡一玖(益城町立益城中央小学校)43
5位 岡田丈太朗(大津町立大津南小学校)48


●4年生の部
優勝 高山利斉(益城町立広安小学校)43ストローク
2位 山領悠真(菊陽町立菊陽西小学校)43
3位 八幡陽糸(益城町立益城中央小学校)56
4位 福元章人(合志市立南ヶ丘小学校)57
※同スコアの場合、9番ホールからのカウントバックにて順位を決定。


●3年生の部
優勝 西岡芙珠(熊本市立桜木東小学校)30ストローク
2位 酒井元慈(菊陽町立菊陽南小学校)31
3位 荒木脩(菊陽町立菊陽西小学校)36
4位 関颯太(菊陽町立菊陽北小学校)37
5位 田中隼翔(菊陽町立菊陽西小学校)38
6位 冨野キルガリフ翔音(菊陽町立菊陽南小学校)41
7位 岡田龍之介(大津町立大津南小学校)42
8位 尾ノ口心春(菊陽町立菊陽西小学校)44
9位 中村健人(菊陽町立菊陽西小学校)45
10位 桂咲太郎(西原村立山西小学校)46
11位 甲斐雫久(菊陽町立菊陽西小学校)51
12位 佐藤美心(菊陽町立菊陽西小学校)53
13位 重弘恵菜(合志市立西合志南小学校)55
14位 福元友里佳(合志市立南ヶ丘小学校)59
15位 辻颯都(合志市立合志楓の森小学校)61


●2年生の部
優勝 山田莉梨華(氷川町立竜北西部小学校)29ストローク
2位 井本彩百合(菊陽町立菊陽中部小学校)43
3位 湯浅佳怜(菊陽町立菊陽中部小学校)47
4位 山領美緒(菊陽町立菊陽西小学校)60
高山紗結(益城町立広安小学校)60
6位 田野皓滉(大津町立大津南小学校)64


●ホールインワン賞
木下康平プロ 6番ホール60ヤード


<予選会にご協力頂いた方々>
熊本空港カントリークラブ・支配人・緒方伸光様
菊陽町スポーツ推進委員協議会・会長・村上知雅生様
木下康平プロ、坂本隆一プロ、田中元基プロ
菊陽町教育委員会・スポーツ振興課の皆様
菊陽町スポーツ推進委員協議会の皆様
熊本空港カントリークラブの皆様


第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in三木市 出場校

01 浜松市立北浜東小学校(静岡県) 初出場
02 南山大学附属小学校(愛知県) 7年連続7回目
03 桑名市立城南小学校(三重県) 2年連続2回目
04 桑名市立星見ヶ丘小学校(三重県) 2022年以来4回目
05 宝塚市立西山小学校(兵庫県) 3年連続3回目
06 西宮市立苦楽園小学校(兵庫県) 2005年以来2回目
07 西宮市立神原小学校(兵庫県) 4年連続4回目
08 兵庫教育大学附属小学校(兵庫県) 2年連続2回目
09 三木市立三木小学校(兵庫県) 2年連続2回目
10 三木市立広野小学校(兵庫県) 4年連続4回目
11 播磨町立播磨小学校(兵庫県) 初出場
12 神戸市立井吹東小学校(兵庫県) 5年連続5回目
13 岡山市立平島小学校(岡山県) 3年連続6回目
14 広島市立大州小学校(広島県) 初出場
15 尾道市立御調中央小学校(広島県) 4年連続6回目
16 福山市立伊勢丘小学校(広島県) 2019年以来4回目
17 東広島市立三ツ城小学校(広島県) 19年連続19回目
18 東広島市立東西条小学校(広島県) 12年連続12回目
19 山口市立阿知須小学校(山口県) 2年連続2回目
20 高松市立栗林小学校(香川県) 4年連続4回目
21 糸島市立前原南小学校(福岡県) 3年連続3回目
22 菊陽町立菊陽西小学校(熊本県) 2019年以来4回目
23 宮崎市立恒久小学校(宮崎県) 2年連続2回目
24 伊江村立西小学校(沖縄県) 6年連続9回目