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国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2001

「アウトで貯金、インでこらえる・・・それが和合のやり方。首位タイの日下部光隆

 2日目は、通算8アンダーの首位タイに、ハワイ出身のディーン・ウィルソン、豪州のアダム・スコット、そして地元出身の溝口英二、日下部光隆の4人が並ぶ混戦模様。
 初日、単独首位だったウィルソンは、出だし1番で第2打をダフって大ショートするなど、この日はショットが不調。「原因があったら、僕が教えてもらいたいくらいだ」と、自らに憤慨したように言って、ホールアウト後、すぐに練習場に向かった。
 12番までに1イーグルを含む8アンダーで爆発した溝口は、14番でふいに持病の腰痛が発症して2ボギー。「この痛みさえなければね・・・」と、悔しそうに話した。
 タイガーばりのパワー溢れるティショットと、正確なアイアンショットでピタピタとピンにつけ、スコアボードを駆け上がったスコット、10番では第2打を直接、放り込むイーグルを奪うなど大爆発。だが「急にショットが寄らなくなって、調子が狂ってしまった」と後半こそ苦戦したが、「寄せさえうまくいけば、優勝も夢じゃない」と、気を取り直した。
 「スィング矯正中」という日下部は、「グリーンが改造されて、和合が変わってしまったとみんなは言うけど、僕は難しさは同じだと思う。アウトで貯金して、インでこらえる。それが和合のやり方。ここは、ティショットとパットがカギを握っている」と話した。

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