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マンシングウェアオープンKSBカップ 2008

立山光広「飛距離もスコアもぶっつぶす!」

火曜日に岡山駅前で行われたサイン会での一場面。「遼をぶっつぶす」と血気盛んな立山(左)だが実は気配りの人と評判なだけに、今回もあえて悪役に徹して盛り上げる…!?
全国民を、敵に回すことすら厭わない。番長が、宣戦布告だ。1日36ホールで行われた昨年の最終日にもやはり石川と同組でまわり、31位に終わった立山光広が16歳に果たし状だ
「今年は飛距離もスコアもぶっつぶしてやる。誰がなんと言おうとムキになる!!」。
開幕を目前にそう語気を荒げたが、素顔は口ほどでもない。

「立山さんは、テレビで見ているよりもずっと優しい人」と石川も証言するとおり、昨年はラウンド中に、緊張でこわばる15歳に何度も話しかけてリラックスさせるなど、気配りの男は「この優勝は立山さんのおかげです」と言わしめたほど。

そのあとも何くれとなく声をかけ、プロ入りの時期について迷う石川にアドバイスを送ったこともあるという。

その立山が今年は予選2日間を、やはり昨年の最終日に同じ組で回った久保谷健一とともに、石川と同組で回ることになり「去年は甘やかし過ぎたから」。
同じ舞台に立つものとして、容赦しない構えだ。

それを聞いた石川は「立山さんの言葉を重く受け止めています。本当に潰されそう」と、一応はおびえてみせつつ、「去年のように、優しくはしてくれないと思うけど、今は一緒に上を目指してお金を稼ぐ立場は同じ。お互い、プロとして負けたくはないです」。
先輩の挑戦状を、しっかりと受け止めた。

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