記事

ブリヂストンオープン 1999

尾崎直道がはじめて長尺パターでツアーに挑む

袖ヶ浦は、「目がキツくてラインが読みづらい」と、苦手意識を持つ選手が多い『高麗グリーン』。「高麗の1メートルくらいのフックラインなんて、ほっんとに手が動かなくなっちゃうだよ〜」と尾崎直も例外ではなく、今週は、ロングパターで挑むことを決めた。直道が、試合で長尺を持つのは、プロ入り以来、この大会が初となる。
「でもね〜、きょう練習しているときに水巻君や、湯原君に言われたんだ。『直ちゃんはぜったい、ウェークエンド(決勝ラウンド)あたりに“やっぱりもう(長尺は)ヤダ〜”とか言って短いのに持ち替えてるよ』ってからかわれたんだ。

 でも、そんなことはない! 絶対これで4日間戦いぬいてみせるぞ! 尾崎直道が生まれ変わったところを見せてやるんだ!

 ジェット(兄の尾崎健夫)も、あれ(長尺)でここのグリーンは調子がいいんだから(昨年2位)。

 先週は家でみっちり長尺の練習もしたし、もう何年も(長尺には)使い慣れている、くらいの感覚で臨めると思う。

 できれば今後はずっと長いのを使っていくつもり。今週ははじめて長尺を使う試合になるわけだから、絶対にいい成績出して気分よく次につなげたいと思っているんだ。がんばるぞ〜!」

関連記事