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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2006

真板潔が今季自己ベスト

18番のバーディフィニッシュにも「最後はヤケクソ・・・」と、苦笑した真板。首位を走る手嶋多一は最終日も絶好調。「今日はショットもパットもイマイチで。トップを捕まえられそうな雰囲気など全然ありませんでした」。

それでも、単独2位は今季自己ベスト。
初日、2日目と首位につけ、好調のゴルフを続けて「3日目まで毎日インタビュールームに座ったのは初めてのことでした」と振り返る。

初日の会見では前週の日本オープン会場で、JGTO指定医師で、埼玉県・本庄総合病院整形外科部長の布袋屋浩(ほてや こう)先生の診察を受けて、左足首の痛みがまったくなくなったことを明かし、「ぜひ先生にお礼が言いたい」と、話していた。

2002年、プレー中にじん帯断裂。そのとき同病院で手術を受けたこともあり、院内には患者さんも含めて日ごろから真板を応援し、成績を気にかける人が多かったそうだが、今回のメッセージを聞いて、ますます優勝を期待する声が高まっていた、と布袋屋先生は言う。

最終日は持病の腰痛が出て、ちょうど10歳下の手嶋を捕まえることはできなかったが、“恩人”に元気な姿を見せられただけでも、満足の1週間だったのではないだろうか。

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