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市原建彦「チャンスは、まだあります」全英オープンアジア予選最終日（３月28日）

イーブンパーで折り返した10番で、７メートルのイーグルパットを３パット。続く11番でボギーを打った。
「そこから完全におかしくなった」。
バック９で４オーバーを叩いて大失速。

通算１オーバーで、このアジア予選からのジ・オープンへの道は絶たれた。

全英オープンのインターナショナルファイナルクォリファイングのアジア予選。
市原はこの日最終日は通算３アンダーと、可能性のある位置からスタートしただけに「悔しいですね」。

大粒の汗を拭くのも忘れて立ち尽くしたが、落ち込んでいるヒマはない。

「まだ、日本予選があります」。

日本プロから「〜全英への道〜　ミズノオープンよみうりクラシック」までの“日本予選シリーズ”の上位２人と「〜全英への道〜　ミズノオープンよみうりクラシック」の上位４人にも、全英オープンの出場資格が与えられることになっている。

「チャンスはまだある。可能性があるものには、何でも賭けていきたいから」。
険しい道もかきわけて、「またいつか必ずあの舞台に立つ」と心に決めた。

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