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『バークレイズ シンガポールオープン日本予選会』 出場権を得たのは、宮本勝昌と篠崎紀夫!

出場権を獲得した篠崎紀夫(左)と宮本勝昌(右)
11月1日(木)からシンガポールのセントサゴルフクラブで開催される『バークレイズ シンガポールオープン』賞金総額が400万USドル(約4億8000万円)と、アジアンツアー単独開催では一番のビッグトーナメントへの2名の出場枠を賭けて、10月1日(月)岐阜県の新陽カントリークラブで『バークレイズ シンガポールオープン日本予選会』が開かれた。

競技は朝から小雨が降り続く中、18ホールストロークプレーで行われ、トータル「68」の宮本勝昌とトータル「69」で篠崎紀夫が同ストロークの井上忠久とのプレーオフを制し、本戦への出場権を獲得した。

見事出場権を獲得した宮本はこの日のラウンドを振り返り、「パッティングの調子が良く、前半からバーディをうまく積み重ねられたので、楽なゲーム展開に持ち込めた。」と前日までプレーしていた『コカ・コーラ 東海クラシック』とは、全く違うコースコンディションにも難なく対応してみせた。
「アジア単独開催となるこれだけ大きな試合の枠を獲得できたのは、とても光栄なことです。せっかくつかんだ大きなチャンスなので、上位を目指したい」と本戦に向けての意気込みを語った。

一方、『ANAオープン』で見事プロ16年目の初優勝を果たし、前週行われていた『コカ・コーラ 東海クラシック』でも10位タイに入るなど、好調をキープしている篠崎紀夫はトータル「69」。

井上忠久とのプレーオフ1ホール目で、グリーン左奥から下り6メートルのスライスラインのバーディパットを見事に決め、出場権を獲得した。初優勝を果たした『ANAオープン』の後、最初の大会となった『コカ・コーラ 東海クラシック』には「かなりのプレッシャーを感じながら出場していた」と語った篠崎だが、ショットの調子は更に上向きになってきており、「この好調を持続させて、行くからにはフィーバーさせたい!」と、本戦へと意欲を見せた。

  • 予選会1位で出場権を獲得した宮本勝昌
  • 本戦の大会概要を読む篠崎紀夫

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