記事
東建コーポレーションカップ 1999
中島常幸のコメント
「今年僕は45歳を迎え、20歳のときにプロ入りしてからすでにしはん世紀。『しまっていこう!』という意気込みを、名前に託して、がんばるつもりなんです。
今年も、これまでと同じで、1戦1戦、1日1日、1打1打、ベストを尽くしていきたい。
その結果に、優勝があればいいね。
昨年からの(ツアー分裂問題)のごたごたで、この大会で新ツアーとしての開幕戦ができるのか、僕自身、とても不安だった。
けれど、それ以上に、チケットを買って、会場に足を運んでくれるファンのみなさまの気持ちを考えると、シーズン開幕までにこうしてツアーが1本化できたことはよけいに嬉しいね。
この大会が、ジャンボの長男の智春クンのデビュー戦となるわけだけれど、これは、新ツアーが発足したことによる、効果がいちはやく顕れたってことで、とても喜ばしいこと。
ジャンボも、『智春クンのゴルフがプロテスト仕様になってしまって、悪い方向へ行ってしまってる』って言ってた。これを機会に、智春クンが、ツアー用のプレーをできるようになるといい。
オフの間は、ツアーの問題で僕もあわただしい日々を送ったけれど、ゴルフに関しては、できるかぎりのことをやってきたから、明日からの(試合への)不安はまったくないよ。とにかく、しまっていこう!」