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東建ホームメイトカップ 2009

ブレンダン・ジョーンズが2位

豪州出身のジョーンズだから、強風下のプレーは心得ている。「とにかく無難にパープレー」。最初の5ホールは我慢のゴルフに徹していたが、強風がやんだ途端にスコアを伸ばした。

前半の15番から6バーディ。この日は特に、トレードマークの長尺パターが絶好調だった。

前夜、家族との会話で気持ちも乗っていた。
「ゴルフ」は「ドーフ」。
「ダッド」は「ダダ」。
20個以上の単語が喋れるものの、発音はまだイマイチの1歳と半の長男キリンくんが、スカイプ(インターネット電話)を通じてはっきりと、「ハッピー」と言った。

この日のプレー中も、そのときの可愛らしい声がよみがえり、何度も含み笑いがこぼれ出た。
「息子のおかげで、とてもリラックスして回れたよ」。
2月の世界ゴルフ選手権「アクセンチュアマッチプレー」の初戦であのウッズと対戦して、一躍注目を集めた陽気なオージーが、日本ツアーの開幕戦で好スタートを切った。

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