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2004 アジア・ジャパン沖縄オープン 2005
第1回アジア・ジャパンゴルフ会議を開催
同大会の共同主管であるアジアンツアー(AT)と日本プロゴルフ協会(JPGA)、日本ゴルフツアー機構の3団体に、豪州のPGAオブオーストラレイジアツアーを加えた4団体が一同に介し、日本と、アジアのゴルフの発展を見据えた以下の議題について、話し合いがもたれた。
同会議には、ATの代表として、同ツアーのエグゼクティブディレクター、ルイ・マーチン氏(=写真左から2番目)が、JPGAからは同協会会長の長田力氏(=同左)が、オーストラレイジアツアーからはチーフエグゼクティブのアンドリュー・ジョルジオゥ氏(=同右端)が、そして日本ゴルフツアー機構からは理事長の島田幸作(=同右から2番目)が出席し、活発な意見交換がなされた。
(※以下、アジア・ジャパンゴルフ会議の中心議題)
1.今回のアジア・ジャパン沖縄オープンをひとつのモデルとして、今後、オーストラリアツアーを交えてJGTO、JPGAとアジアンツアーの3つの国で、アジア・パシフィック地域でのゴルフの普及と、発展に寄与できるために力を注いでいくこと。
2.3つのツアーで今後、共同主管の試合の可能性を協議していくこと。
3.次世代のスタープレーヤーを輩出するために、3つのツアーとJPGAでアジア・パシフィック地域におけるチャレンジツアーを共同で発展させていくこと。
4・JPGAとして今後アジアンツアーとオーストラレイジアツアーのサポートを得て、アジア・パシフィック地域の各国のPGAとの関係を強化し、ジュニア育成等の課題に取り組んでいくこと。またその将来的な構想として、アジア地域のPGAが一同に介する場を定期的に設けていくこと。
以上4つのうち、たとえば4つ目の議題について、アジア、オーストラリアのジュニアをこのアジア・ジャパン沖縄オープンに招待し、沖縄県内ジュニアとの交流を深める取り組みなど、具体的な構想も、出来上がりつつある。
約1時間に及ぶ会議の終わりには、4つの団体の代表者が固い握手を交わし、アジア・パシフィック地域から次世代のウッズ、ノーマンの誕生実現にむけて、今後の各団体のよりいっそうの関係強化を誓い合った。
なお、第2回目のアジア・ジャパンゴルフ会議は、4月のアジア対日本の対抗戦『ダイナスティカップ』の会場で、行われる予定だ。