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第137回全英オープン初日は悪天候の中スタート
気温15度、時より強い雨、平均風速9メートルという悪天候の中、156人の世界のトッププロ達がスタートした。
快晴、微風でも選手たちを悩ませる難コースのロイヤル・バークデール。大会初日は、雨まじりの強い横風が世界のスーパースター達を続々と谷底へ突き落していく。そんな中18ホールを耐え抜いてトップに立ったのはやはり世界のトッププロの中のトップの一人であるロバート・アレンビーと他2人。アレンビーは今回の開催コースのロイヤル・バークデールで2度も優勝を遂げているピーター・
トムソンと同じオーストラリア人。過去に日本の試合にも数回出場した事もある。
アレンビーも今日午前中の雨風に前半影響を受けアウトは3ボギーだったが、雨があがって多少暖かくなった後半10番、12番でバーディを奪うと17番Par5で確実にバーディ、さらには続く大勢のギャラリーが集まる最終ホールでは4mのバーディパットを沈めトップタイの69、1アンダーでホールアウトした。「今日はタフな一日だった。悪天候だったので手堅くプレーしたのが良かった。プロントナインは良いパットがなかったけど、後半は4バーディを取ることができたし、17、18番とあがり2ホールで良い締めくくりができたので良かった。」とゴキゲン。オーストラリアの英雄ピーター・トムソンを尊敬するアレンビー。明日からのプレーに期待したい。