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薗田峻輔がルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞

ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した薗田(左)と藤本麻子選手(右)
薗田のルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得は、誰もが認める、薗田以外には考えられないほどの圧倒的な2010年度の活躍だった。

ゴルフトーナメントの主催者で構成される日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)が、毎年男女ツアーで顕著な成績を残した新人を選出して表彰している“ルーキー・オブ・ザ・イヤー”。2009年度は池田勇太、2008年度は石川遼が受賞している。
2010年度のGTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーは、男子が薗田俊輔、女子は藤本麻子選手がそれぞれ選出され、2月1日(火)、都内のホテルで表彰式がおこなわれた。

薗田の2010年のシーズンは、QTランキング22位の資格でツアーとチャレンジを“掛け持ち”する形での初参戦となった。
ツアー開幕戦、2戦目と連続して予選落ち。いきなり洗礼を受けた。
しかし、この2戦連続予選落ちが、薗田に『フェアウェーキープの重要性』を気付かせることになる。
「今考えてみると、シーズンの早い段階でフェアウェーキープの大切さに気付けたことがすごく大きい。」
その後は、8割程度の力でクラブを振ることで、飛距離は若干落ちるものの、常にフェアウェーを捉えることに徹した。すると、その成果はすぐに形となってあらわれる。
ツアーデビューからわずか5試合目のミズノオープンよみうりクラシックで優勝するという快挙を成し遂げたのである。
その後も薗田はシーズンを通して安定したプレーを披露。
2010年は、優勝1回、2位が3回と存在感十分で、賞金ランキングも10位につける活躍をしたルーキーイヤーだった。

記者会見で、今後の目標を問われた薗田は、「20代で海外メジャーに1つ勝つというのが僕の大きな目標なので、今はそれに近づくことが出来るように努力するのみです。」

ツアー開幕まであと2ヶ月半。
今後はトレーニング漬けの毎日を送る予定だそうで、2月下旬には宮崎で、3月中旬からはタイで合宿をおこない、自身2年目のシーズンを迎える。

  • 賞状と記念の楯を受け取る薗田

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