『東急那須リゾートＪＧＴＯチャレンジⅠ』、ウェイティングから出場した狩野拓也が、一時は単独首位に躍り出るも惜しくも1打届かず、大金星の優勝とはならなかった。

当初、今週の出場資格はなかった狩野だったが、わずかな望みをかけて、出場資格がないまま初日の朝、ゴルフ場に来ていた。スタート前に欠場選手が出た為、ウェイティングからの出場が決まったが、出場が決まったのは、約１時間前。

「正直、半分くらいは出場を諦めていたので、出場が決まって士気を高めるのが大変でした。」
その言葉とはうらはらに、初日からの快進撃。快進撃は2日目も続いたが、首位タイで迎えた最終ホールの18番、痛恨のボギーで狩野の戦いは終わった。

「悔しいですけど、精一杯やれたので満足です。来週の静ヒルズトミーカップはもともと出場資格はなかったんですけど、出られることになったのでがんばりたい。」

『東急那須リゾートＪＧＴＯチャレンジⅠ』で15位以内に入った為、次戦『静ヒルズトミーカップ』の出場権を得た狩野。このチャンスを生かしたいところだ。