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サントリーオープン 1999

「目指すは、オールラウンドプレーヤー」細川和彦

初日イーブン、36位。2日目、3アンダー9位。 そして3日目、5アンダー2位タイ。自称「スロースターター」の細川和彦が、最終日、最終組で丸山茂樹、ニック・プライスとラウンド(ティオフ:11時20分)。

 「丸山さんとは久しぶりだし、ニックさんは日本に来たときに3回ほど一緒にまわっているんだ。今回も、ぼくのことを覚えていてくれて、何かと声をかけてくれる。明日が楽しみだね。

 きょうのプレーは、最初にボギー、ダボ叩いてこれで3日間とも出足につまづき。でもきちんと気持ちは切り替えられているし、それでかえって落ちついて、うまく集中できているのかも。明日は最初の4,5ホールでうまく切り抜けられればいいと思う。

 風は特に後半の14番あたりから気になり出したよ。17番までは非常に読みつらかった。狭くてラフの深いコースだけど、ティショットでドライバーをけっこうつかっているんだ。アイアンで打って、どうせラフにつかまるなら、飛ばすだけ飛ばして、距離を稼いで、ラフからの短いアプローチしたほうがましでしょう。

 アイアンでティショットしてラフに入れたら、大変だよ。

 明日は自分のゴルフをすること、回りを気にしないでアンダーパーを取っていくこと。それで負けたら仕方ないと思ってる。

 夏場だけ(に勝てる選手)じゃなく、オールラウンドプレーヤーになりたいんだ」

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