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史上最年少出場、14歳の女子選手ミシェル・ウィは1打及ばず

今週のUSPGAツアー『ソニー・オープン』に、14歳の天才少女ミシェル・ウィーが挑戦した。14歳は、男女両米ツアーを通じて史上最年少出場。地元出身ということもあり、開催前から大きな注目が集まったが、残念ながら1打足りずに予選落ちした。

それでも、2オーバーからスタートした前日の予選2日目には懸命の巻き返しで68をマーク。同ツアーに挑戦した女子選手の中では初の60台を記録。ともに練習ラウンドをしたアーニー・エルスには「アニカもすごいが、これだけ才能のある選手はそうめったにいない。彼女のようなスイングをする女子選手を初めて見た」と言わしめるなど、期待を裏切らない活躍ぶりを見せた。ウィ本人も「今回の出場でLPGAだけでなく、PGAでも戦えるという自信がついた」と語り、引き続き同ツアーへの挑戦に意欲を見せていた。

※過去の女子選手の挑戦と、ミシェル・ウィ選手のプロフィール

昨年5月の『バンク・オブ・アメリカ』ではスウェーデン出身のアニカ・ソレンスタムが、7月に開催された『グレーター・ハートフォード・オープン』ではスージー・ワーリーが、USPGAツアー挑戦した。そのあとカナディアンツアーとネイションワイドツアーにミシェル・ウィーが、ダビドフAPGAツアーの韓国オープンで、ローラ・デービスが男子ツアーに挑戦。日本ツアーでも、11月のカシオワールドオープンで、ソフィ・グスタフソン(=写真)が出場したが、この5選手(のべ6試合)とも予選通過はならなかった。

10月の韓国ツアー『2003 SBSプロゴルフ最強戦』では、韓国のパク・セリは10位タイ入賞。1945年のロサンゼルス・オープンに挑戦したベーブ・ザハリス(米)以来、実に58年ぶりに女子選手としてみごと予選突破を果たしている。

<ミシェル・ウィのプロフィール>
1989年10月11月生まれの14歳。ハワイ州ホノルル出身。体重183センチ体重70キロ。ハワイのプナホスクール在学中。
主な戦績に、2001ハワイ州女子アマストローク選手権優勝、2003パールオープン43位タイ、2003米女子ツアー『クラフト・ナビスコ選手権』9位タイ、2003全米女子アマパブリック選手権最年少優勝などがある。

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