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三菱自動車トーナメント 1999

尾崎智春、カンバック

 開幕戦の東建コーポレーションでツアー初出場したジャンボ尾崎の長男・智春が、 2度目の出場を果す。
 東建では右胸部の疲労骨折に耐えながら、父の片鱗を伺わせる豪打を披露して会場を沸かせた。しかし、その甲斐なく予選落ち。
 くしくもその東建で、父・ジャンボは開幕優勝。父としての、そして長年ツアー界に君臨してきたことの、格の違いを見せつけられることとなったのだ。
 智春は、「いいプレーを見せたかったのに、残念です。プロの方々との力の差、手に取るようにわかりました。この予選落ちはきついですけれども…そして、オヤジにはぼろくそいわれるでしょうけれども、次回までに練習に精を出して、反省してきます」と、次回の健闘を誓ってコースを去った。
 あれから約3ヶ月。
 父に、そして、ファンの前で、成長の跡を披露するチャンスが巡ってきた。

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