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ワールドカップ日本代表が会見
選手の選出方法は、9月1日時点の世界ランキングの上位18カ国のうち、最上位につけた選手がそのパートナーを選べることになっている。
当時は今田竜二が59位。
75位につけていた谷口徹は、初参戦の今大会も「竜二となら出てみたい」と出場を快諾。
米ツアーチャンピオンと、賞金王の最強チームが結成された。
今田の弟分の貞方章男が谷口と同じ奈良県・橿原市出身という縁もあり、米ツアーではよく練習ラウンドを共にしていた2人。
中学2年で単身渡米。地道な努力で米ツアー選手になるという目標をかなえたばかりか、今季は念願の初優勝を達成した。そんな今田に、谷口は8つ上ながら「僕でさえ行くたびに挫折を感じる環境で結果も出して、人間的にも尊敬に値する選手」と賛辞を送れば、今田も「絶対にフェアウェイを外さないティーショットやショートゲームのうまさ・・・谷口さんの凄さを語り出したら止らない」と先輩に敬意を表した。
大会では2人1つのボールを交互にプレーするフォアサムなど特殊なゲーム方式で争うが、「この選手となら互いにミスをカバーして、きっと上手くやっていける」と、早くも息の合ったところを見せた。
「ずっとアメリカに住んでいて、日本の代表になる機会はなかったけど、巡ってきたこの大きなチャンスを日本の賞金王と一緒に素晴らしいものにしたい」とは今田。
谷口は年長者らしく「チーム戦は気を遣いすぎると良くないし、お互いに自信を持ってプレーすれば大丈夫」と胸を叩いた。
2人が代表をつとめる「オメガミッションヒルズワールドカップ」は今月27日から中国深センのミッションヒルズゴルフクラブで開幕です。