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全英オープン2日目 宮本勝昌&池田勇太&藤田寛之 次回の海外の試合はアメリカで
勝負の分け目はグリーン周りで、「そこから2つで上がってこれないと苦しい」。
今日は15メートルのパッティングを、何度も2〜3メートルのショートパットをした。「何度も同じミスをするのはプロゴルファーとしては失格。良いイメージを作る想像力もないし、100%技術が足りない」と反省しきりだ。
宮本は「忙しかった」と表現したが、傘をさしたり、カッパを着たり、手袋をしたり。
晴れたと思った矢先に、暴風雨が吹き荒れ、1ホール毎に刻一刻と変わる天候は予想をはるかに越えている。
こういう試合には「順応性が重要」だと思い知らされた。
リンクス特有の強い風は、日本のツアーでは滅多に経験ができない。「ヨーロッパのツアーで活躍するには、ヨーロッパにずっといないと難しい。」
毎週コースが変わるトーナメントでいかにそのコースに合わせたゴルフができるか。「こういうゴルフの世界があるって認識できました。世界って広いですね。」
次戦は『長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ』へと続くが、8月にアメリカで開催されるWGC『ブリヂストンインビテーショナル』に出場するだけに、良いイメージを日本ツアーで作り直したいところだ。
そのトーナメントには、宮本の他に池田勇太も出場することになっている。
池田はイーブンパースタートだったものの、風の影響からか6オーバーと崩れ、105位タイで予選落ちが決定となった。
「今回はしょうがない。次の海外の試合はアメリカでコンディションも変わるし、そこにあわせて行きます」と、自身が得意としている洋芝のアメリカで上位を狙う。
同じく6オーバーでホールアウトした藤田寛之も、昨日からのショットの不調で、自身初めてメジャーで決勝ラウンドの進出を逃した。8月には全米プロに出場する見込みだが、それまでにショットの復調の兆しを掴むのが急務だ。