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宮本勝昌 『明日こそアンダーパーで・・・』(WGC初日)

大会初日を迎えたファイヤーストーンカントリークラブは、午前中は厚めの雲が一帯を覆っていたが、3名の日本人選手がスタートする午後には晴れ間が広がり、気温も上昇した。

12:40に10番ティーからスタートした宮本。
スタートして2ホール目の11番Par4でバーディを奪い、好スタートを切ったものの、14番でボギー、18番でダブルボギーを叩いてしまい、前半を2オーバーで折り返す。
後半は、2番、3番の連続バーディーでイーブンに戻し、その後はパーを重ねて耐えていたが、最終の9番で惜しくもボギーを叩き、1オーバー、37位タイで初日を終えた。

ラウンドを終えて、開口一番、「今日は結構ラッキーゴルフだったんだよね・・・。」と苦笑い。
「ティーショットがフェアウェイに行けば、リズムに乗れる。2打目でピンに行く可能性が高くなる。でも、2打目も気が抜けない。パットもそうだけど、すべてにおいて気を抜くことができないラウンド。そういった意味では疲れた1日だった。」

「最後の9番のボギーが悔しいけど、前向きなボギーってことで。」とおどけて見せたが、それまでパープレーだっただけに、アンダーでまわることを目標としていた宮本にとっては、本当に悔しいボギーだったに違いない。

「今週は4日間プレーできるので、とりあえず棄権にならないようにだけ気をつけたいと思います(笑)」っと、最後は周囲を笑わせた宮本。

「明日はアンダーパーでまわります!」と力強く言い残してコースを後にした。

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