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中日クラウンズ 2011

韓国出身の金聖潤 (キムソンユン)が2位タイ浮上

ビッグチャンスの到来だ。韓国出身の28歳が、母国の先輩I・J・ジャンとともに、最終日を前に2位タイに躍り出た。

この日は1番で左奧から5メートルのバーディを奪いながら、次の2番でティショットを右にOB。
「今日はそんな感じでティショットがよく暴れましたが、その分アプローチとパターが完璧! よくしのげたと思います」と、3日連続で60台にまとめて胸を張る。

今季はファイナルQTランク10位の資格で日本ツアーに本格参戦。母国で2000年にデビューしてからは、主にレギュラーツアーの登竜門・チャレンジトーナメントを主戦場に、ジワジワと実力をつけてきた。

今大会は初出場。だが難攻不落のここ和合も、「僕は特に難しいとは思いません」と、頼もしい。

「ティショットをフェアウェーに置いて、グリーンはセンター狙い。バーディパットは必ず2パットで収めるつもりで。そしてときどきチャンスがあれば思い切って狙いにいく。このスタイルを守ってさえいれば、良い結果が得られるはずです」。

難コースもものともせず、虎視眈々と頂点をにらんでいる。

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