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女子は2年連続の3位に…
キャプテンの福嶋晃子は「本当は、みんなもっともっと実力があるはずなのに…。それが発揮できなくてもどかしかった」と悔しがった。
まして、最終日にあたるDAY2のこの日13日(土)は、メンバーの横峯さくらの23回目の誕生日だった。
女王・古閑美保は「みんなでさくらに、さくらは自分に優勝をプレゼントしよう」と、スタート前に誓い、その思いでチームはがっちりひとつにまとまったが、惜しくも実現できなかった。
おしとやかな5人組は、他チームの“舌戦”にもやられたかもしれない。
韓国出身の李知姫(イ・チヒ)は「私たちは“口”でも負けていたと思います。来年は日本語をもっと勉強して今度こそ口でも負けないようにします」と生真面目に言って、微笑ましい笑いを誘った。
最終18番ホールで慰め合いつつ、「来年は必ずリベンジしよう!」と、誓いあった女子ツアー。
賞金ランク上位3人と、その年顕著な活躍をした会長推薦の2選手という今大会のメンバー構成に、「また5人でここに戻って来られるよう頑張ろう」と、約束した。
そんなけなげな5人の乙女たちに大声援を贈ったのは、他でもないシニアツアーの面々だった。
「僕らは女子の味方だからね!」(飯合)。
「僕はいつでも応援しているよ…!」(室田)と、口々に声をかける様子は、まさにいちファンのそれだった。
“おじさま”たちも、可愛らしい女子のためなら勝負は二の次?!
PGAチームの熱い声援を受けて(?)LPGAが来年こそ2度目の栄冠を掴む…!
■LPGAチーム(女子)紹介
古閑美保 (賞金ランク1位)
李知姫 (同2位)
横峯さくら(同3位)
福嶋晃子 (同4位)
原江里菜 (同10位)