昨日18日（水）の昼12時前、権藤は兵庫県川西市にあるツアートーナメント『つるやオープン』の会場にいた。ウェイティング1番として、ツアーへの出場資格を待ちわびていたのだ。
しかし、一向に出場する気配が見つからない。そしてウェイティングを諦め、今大会への出場するために急いで会場を後にしたが、千葉県木更津市に到着したのはすっかり日が暮れた夜。
移動による疲労感も残ったまま、そして練習ラウンドも事前のコース戦略も全く知らないまま初日を迎えたが、余計な先入観を入れずに「逆にそれが良かった。」と言う。

INからスタートした権藤だが、うねりのあるグリーンを読み切れず外してばかり。前半の最終ホールでキャディにラインのアドバイスを求めたところ、ど真ん中からカップにボールを沈めることができた。
それ以降はキャディのアドバイスに従い、ラウンドを終えてみれば、7番でのイーグルと、3バーディー、1ボギーの68ストロークでフィニッシュ。「今日は本当にキャディさんのおかげでした。」と話す。

本大会の優勝者には、4月26日（木）から29日（日）までに行われるツアートーナメント『中日クラウンズ』の出場資格が与えられる。
愛知県出身の権藤は、ツアーへの出場権もさることながら、その試合が『中日クラウンズ』となればなおさら手に入れたいチャンス。
このチャンスを自ら手繰り寄せられるか。

• 権藤 紘太