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遠藤真が2位

8日(日)に最終日を迎えた米ハワイ州パールCCの「ハワイ・パール・オープン」で、ジャパンゴルフツアープレーヤーの遠藤真が単独2位に入った。

優勝のジェシー・ミューラー(米)はこの日65の通算19アンダー。遠藤とは結局8打差の大量リードに「途中で、すでに優勝は難しいことがわかった」というが、それでも17番でしぶとくバーディを奪い、同スコアで並んでいたジョン・エリスを振り切った。

宿泊先のホテルの駐車場に止めておいたレンタカーのトランクから、何者かに愛用のクラブを盗まれたのは大会の3日前。
失意の中にいたそうだが、貸しクラブでの大健闘に「盗難に遭って最初はガッカリしましたが、ハワイの皆さんのご好意で出場でき、しかも入賞できたことに、心からお礼を言いたい」。

特に、快くパターを貸してくれるなどした開催コースのヘッドプロ、デービッド・イシイには「お礼の言いようもない」と、現地の人々の暖かいサポートに感謝を寄せた。

そのほか主な日本勢は、武藤俊憲と遠藤彰が1打差の3位。室田淳と池田勇太、前粟蔵俊太、久保超路らが通算7アンダーで、9位につけた。