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『第9回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会』② ドリームチームが参戦!(11月5日)

「スナッグゴルフの全国大会でプロ選手のドリームチームを結成して一緒にプレーができたら子供たちは喜ぶのでは?」
今回の「第9回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会」にドリームチームが結成されたきっかけは薗田峻輔のこの一言だった。

毎年、子供たちにゴルフを始めるきっかけ作りを目的にスナッグゴルフ用具一式を小学校に寄贈している事から、「ゴルフ伝道師」としてプロゴルファーたちがトーナメントの合間を縫って寄贈先の小学校を訪問している。
今年の6月に「ゴルフ伝道師」として初めて大阪府の箕面市立東小学校を訪問した薗田は、思っていた以上に自分の訪問を子供たちに喜んでもらい、大感激。
早速、スナッグゴルフ関係者や選手会長の宮本勝昌に相談を持ち掛け、「子供たちが喜んでくれるのならば」と小山内護、横田真一、増田伸洋、武藤俊憲も宮本と薗田の思いに共感、今回のプロ6人によるドリームチームの結成に至った。

開会式で子供達と対面したドリームチームメンバーは「みんなには負けません!」と声を揃えて宣言したものの、スタート前に練習してみると意外に難しい。「大丈夫かな・・・?」と苦笑いを浮かべ、各自スタートホールへ向ったが、いざ、試合となるとさすがプロ。緊張気味の子供たちに声を掛け、楽しみながらも6人の合計ストロークは117と子供たちのスコアをより大きく上回った。

22ストロークでベストスコアをマークした宮本は「みんな思っていた以上にゴルフになっていてびっくりしました。でも自分も最高のゴルフができて良かったです」と笑顔でコメント。
同じく22ストロークの武藤は「最初はどうなるかと思い、大人げなくむきになりました」と苦笑い。「みんなとゴルフができてとても楽しかったです」と満足げに語った。
23ストロークだった横田は、友部小学校4年生の神白恭平君が22ストロークをマークした事に驚き、「プロは実力の世界なので、これからは恭平君を師匠と呼びます」と言って会場を笑わせた。
ツアー界屈指の飛ばし屋の小山内は25ストローク。「意外と難しかった。みんなスイングがしっかりしていてびっくりしました。次回は必ず22を出します」と笑顔で答えた。
同じく25ストロークだった薗田は、「今回のドリームチーム結成の発起人の1人として、みんなとプレーができて楽しかった、喜んでくれて嬉しかった。また来年も一緒にプレーしましょう」と子供たちにエールを送った。
26ストロークだった増田は「スコアが一番悪くて悔しいです。来年に向けてスナッグゴルフセットを買って練習します」と言って会場を笑わせた。

最後に子供たちからお礼の言葉と大きな拍手をもらい、ドリームチーム6人も感激。
子供たちが今回の大会を思い出に、また一生懸命ゴルフに励み、夢や目標を抱いてくれたら、今回のドリームチーム結成は大成功。
また来年も子供たちのためにドリームチームは結成され、スナッグゴルフ全国大会へ参戦するだろう。

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