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『河野晃一郎が母校へお米180kgを寄贈』

お米は橘田校長先生と生徒会長の鈴木君へと手渡された
1月10日、河野晃一郎が出身校の山梨県笛吹市立石和中学校を訪れ、昨年の10月に「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」にて優勝した際に、副賞として頂いた「こしひかり」のお米180kgを母校へ寄贈した。

東日本有数の温泉街として知られている石和温泉。
観光客でにぎわう温泉街から車で10分と離れていない石和中学校は、今日が始業式。
全校生徒数が758名と、山梨県内では最も生徒数が多い中学校だ。

河野はこの中学校を卒業してもう15年。久しぶりに訪れた母校を見て、「昔は大きな校舎だと思ったけど・・・久しぶりに来ると、小さく見えるもんだ」と、少し緊張気味の笑顔。
懐かしい恩師の方々への挨拶もそこそこに始業式が終わったばかりの全校生徒から盛大な拍手で贈呈式に迎えられ、河野から橘田校長先生へと寄贈のお米が手渡された。
生徒を代表して生徒会長の鈴木君は、「今回頂いたお米は、残さずに美味しく頂きます。みんなで河野選手のように活躍ができるように日々精進をします。ありがとうございました」と、河野へお礼と感謝の気持ちを述べた。
河野は少し照れた表情で「みんなで美味しく食べて下さい」と笑顔で答えた。

中学時代は野球部で生徒会副会長をやっていた河野。
「結構、目立ちたがり屋で人前に出るのが好きでした」と当時を振り返って苦笑い。
ゴルフとの出会いは高校生になってからで、もともと野球もゴルフも優秀ではなかったと言う。
「一番大事な事は、やり続ける事」と河野。
贈呈式後の挨拶で、「みんな何でもいいからやりたい事を見つけて、やり続けて欲しい。それぞれ道は違うけれど、これだけは続けたいという事を見つけて頑張って下さい。必ず夢は叶います」と、身をもって経験した継続する事の大切さを生徒たちへアドバイス。
生徒たちも真剣な眼差しで聞き入っていた。
「ちなみに僕の将来の夢はいつの日か父親が経営する会社を引き継ぐ事です」と、ゴルフとはまた違った夢を持っている事も明かし、「今、学んでいる事、そして後輩や仲間を大事にして何事も一生懸命に頑張って下さい」と後輩たちへエールを送った。

最後に全校生徒から河野へ激励の言葉として、石和中学校の応援歌と盛大な拍手をもらい、河野も感激。「喜んでもらえて嬉しかった、みんなに元気をもらいました」と笑顔で母校を後にした。

来月からアメリカでキャンプを張り、今シーズンに備える河野。
地元からのたくさんの応援を背に今シーズンも活躍が期待される。
  • 夢を持って継続する事の大切さをアドバイス
  • 全校生徒から激励の応援歌を受けて感激・・・

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