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世界ゴルフ選手権アクセンチュア・マッチ・プレー2月27日(日)ファイナル(Final)はお互いアメリカの国旗を背負ってクリス・ディマルコとデビッド・トムズの対戦となった。

36ホールの長い戦い、先にアップしたのはディマルコだったが、9番から3連続、13番からは5連続でトムズがアップしマッチを制した。PGAツアー13年目のトムズがクリス・ディマルコを6&5の大差で破りマッチプレー挑戦6回目にして初のWGCタイトルを勝ち取った。トムズはこの優勝で世界ランク10位、PGAツアー賞金ランキング2位に浮上した。
「クリスと初めて知り合ったのは1987年、すごい長い付き合いなんだ。大学時代は僕が1年先輩で良く戦ったよ。プロになって二人とも苦労した時代が長かったからね。クリスは今ツアーで仲の良いプレーヤーの一人だよ。でも今日は誰が対戦相手でも変わらなかったと思う。この一週間の気持ちを今、記者会見でどうやって伝えたら良いのかわからない。とても、とても自分が落ち着いていたんだ。そして目の前のゴルフが、誰が対戦相手であっても自分自身が冷静だったんだ。今年は良いスタートとなったのでもっともっと上を目指したプレーしていきたい」と2001年の全米プロ選手権優勝者は冷静に今年メジャーに照準を合わせたかのように見えた。