財団法人日本ゴルフ協会主催、ＮＨＫ共催の日本オープンゴルフ選手権は、日本ゴルフツアー機構が主管する普段のトーナメントはまた違う出場カテゴリーを持ち、ジャパンゴルフツアーのシード権を持っている選手ですら、全員に権利があるわけではない。

そういう意味でも敷居の高いゴルファー日本一決定戦は大会独自の予選会から勝ち上がった選手のほか、アマチュア勢も大挙してその舞台に立つ。

なんといっても昨年、ローウェストアマチュア賞に輝いた松山英樹さんは、プロのお株も奪うかの勢いだった。最終日は一時、首位に１打差まで迫る大活躍で、堂々３位に。
そして今年、東北福祉大２年の“エース”は４月のマスターズでも日本人初の“ローアマ”に。
また、先のアジアアマチュア選手権で連覇を飾り、今年も来季のマスターズの出場権をひっさげて、ひとまわりもふたわまりも大きく成長して乗り込んでくる。

松山さんを追いかけるアマチュア勢も続々。
先月のＡＮＡオープンで、優勝争いの末に６位に入った驚異の高校１年生・伊藤誠道くんや、日本アマチャンピオンの櫻井勝之さん。関西の強豪・藤本佳則さんなど、“明日のトッププロ予備軍”が数多く登場する。

今週は、アマチュア勢の争いにも注目だ。

• 松山 英樹
• 伊藤 誠道
• 櫻井 勝之