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もう一つの最後の戦いが始まる!ファイナルクォリファイングトーナメント

ドライビングレンジで調整に余念がない選手たち
ジャパンゴルフツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が開催される一方で、もう一つの最後の戦い、2011年ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)が12月1日(木)から6日(火)までの6日間、COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコース(三重県津市白山町川口6262)のキングコース(7,095ヤード パー72)、クイーンコース(6,996ヤード パー72)を使用して行われる。

来年のツアーへのシード権を獲得できなかった選手にとって、これが最後の戦いとなる。今年から会場の舞台が三重県津市のCOCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコースへ移った。今年は208名の選手が出場する。そこには、シード権を失い、もう一度チャレンジする選手やこれからツアーを目指す選手、海外から挑戦する選手など様々なプレーヤーがいる。

また、アマチュアながら来年のツアーを目指す選手もいる。藤本佳則はその中の一人だ。セカンドQTこそトップで通過したものの、サードQTをかろうじて通過してファイナルQTにたどり着いた。「流れが悪く、コースも自分にあっていなかったので、厳しい戦い」を強いられてしまった。が、調子自体はこの「1年いい感じでいる」ので不安はない。今年は日本アマでランナーアップ(決勝で櫻井勝之に敗退)、日本学生では2位(プレーオフで松山英樹に敗れる)と、タイトルには縁がないものの、好調を持続している。

もちろん「1位を目指してやりたい」と志は高い。「毎日どれくらいのスコアが出るか分からないですけど、いけるところまでいけたらいい」と自信をうかがわせた。東北福祉大の後輩・松山英樹がすでにツアーで勝利を挙げ、藤本も負けてはいられない。

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