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「兄貴分」立山光広と再びツアーで戦うために…川原のぞみ

今週は小島正典コーチにキャディを頼んでQTに挑んでいるのが、川原のぞみだ。これは「兄貴分」と慕う立山光広から「ハウスキャディさんだと話もあまりせず、下を向いてプレーすることになりがちだから、帯同キャディにしろ。キャディとコミュニケーションを図ってやれば、明るくプレーできる」と助言をもらったのだ。立山は、今年は日本プロで2位に入るなどの活躍をみせ、見事賞金ランキング40位でシード権を獲得したが、昨年は川原と共にQTを受けており、川原のつらい胸のうちを充分理解している。

川原は、立山などを教える小島コーチから指導を仰ぎ、「身体の回転が止まり、左へフックする」点を重点的に改良した。下半身を止めず、身体を回すようにして、ドライバーでは不安は解消した。

今日は「ドライバーは100点でした」というほどまでに良くなりつつある。おかげで5アンダー67をマークして、5位タイにつけた。アイアンにはまだ不安を残しても、このスコアだけに完全復活も近いような気がする。

来年「兄貴分」立山とツアーで戦える日が来ることを願いたい。

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