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フジサンケイクラシック 2012

タイのベテラン、プラヤド・マークセンが首位に

ドライバーの調子があまり良くないそうで「内容はいまいち」と、少々不満顔だが、前半は3番で9メートルもの長いバーディトライを沈めてリズムをつかんだ。

かわりにアイアンショットが絶好調で、「それでスコアが出せたと思う」と、69をマークして、通算5アンダーの首位タイに浮上した。

賞金シードの選手の中では最年長の46歳は、いまも日本とアジアと、欧州ツアーを元気に飛び回る。
「トレーニングは嫌い」と、日焼け止めを入念に塗って、やや白っぽくなった頬をこのときばかりはしかめたが、「僕は酒もたばこもやらないし、ストレッチも欠かさない。体調管理は完璧です」と、胸を張る。

4年後にはシニア入りを意識して、「もうおじいちゃんですね」とおどけつつ、「毎年1回は勝ちたい」。
2008年に初優勝から一気に年間3勝を上げながらそのあと勝ち星に恵まれないが「今は何も意識せず、まずはパーオン狙いでチャンスを獲る。毎日2アンダーが目標です」。
ベテランは、4年ぶりのツアー通算4勝目にむかって着実にスコアを重ねていく。

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