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フジサンケイクラシック 2006
主催者推薦選考会(マンデートーナメント)から13人が挑戦!!
いまでこそ、どのトーナメントでも一般的となりましたが、このマンデートーナメントを日本ツアーで初めて行ったのがフジサンケイクラシックでした。
「より多くの選手に出場のチャンスと活躍を与えよう」という趣旨のもとに、第2回大会(1974年)より開催。
第7回大会(1979年)では、このマンデートーナメントから勝ちあがった佐藤正一(昌一)が、史上初となる本戦優勝を果たし、その快挙はツアーで長く語り継がれてきました。
今年、今大会では去る8月22日(月)に、本戦の会場でもある山梨県の富士桜カントリー倶楽部で開催。
13人の選手が、本戦切符を勝ち取りました。
トップ通過を果たしたのは岩本高志(=写真上)です。
一昨年から3年連続で出場を決めた今大会は高校3年のとき、やはり本戦の出場権がかかった92年の『ジャンボ尾崎杯フジサンケイジュニア選手権』を制して、翌年の今大会でツアー初出場を果たした思い出のトーナメントでもあります。
静岡県の川奈で行われていた2004年大会では初日、コース新となる63をマーク。
大会との相性は良く、今年はこのマンデートーナメント通過のために、事前に5回ものコース下見をして備えたといいます。
富士桜の攻略法は「とにかく我慢」という岩本。
大会史上2人目のシンデレラボーイとなるでしょうか。
そのほか注目は、マンデートーナメントで堂々2位につけた水城高校(茨城県)3年生の永野竜太郎くん(=写真下)。
5月の三菱ダイヤモンドカップでベストアマチュア賞を獲得した逸材が、再びプロの舞台に挑戦します。
※マンデートーナメント通過選手
1位 (−3) 岩本高志
2位T(−2) 永野竜太郎(アマチュア)、船越紀之
4位T(−1) 池田力、坂本聡、五十嵐将司、鹿志村光一
8位T(±0) 山王規行、山本隆允、小池満敏、檜山英一郎、深沢尚人、溝口英二