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三重県の桑名市立長島中部小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(1月30日)

三重県桑名市では、2006年から昨年までの7年間に、スナッグゴルフ・スクールセットが17セット導入されており、そのうちの1セットは地域スポーツクラブ、16セットが小学校に導入されている。
これらの寄贈は、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における、社会貢献活動の一環として実施されているもので、桑名市を含め全国各地に昨年末までに220セットが導入されている。
今回は導入して間もない、桑名市立長島中部小学校での、初めての実技講習会が行われ、地元の酒井一也プロ(涼仙GC所属)の指導により実施された。
実技講習会に参加したのは6年生89名。
3クラスがクラスごとに講習を受けて、初めて体験するゴルフを学んだ。
パットでは、腕とシャフトで形作られる「Yの字」を崩すことなく、時計の文字盤で7時から5時の振り幅でほうきで掃くように打つコツや、フルショットでは、野球のように左足を踏み込まないように、「心の中で左足に釘を打って」などの解説がされ、初体験ながらボールを飛ばして楽しんだ。
基本練習の後半は、酒井プロと対戦する実践ゲームも行われ、試合の楽しみ方や、応援の仕方、そしてマナーなどについても説明が行われ、スタート前とホールアウト後には、ゴルフの挨拶である握手が交わされた。
講習の締めくくりには酒井プロから、「みんな夢があると思うけど、叶うかどうかは自分次第。例えば風でゴミが飛んできて、拾える人は積極的な子。見過ごす人は他人任せな子。サッカーのPK戦で、自分がなんとかしなければと思うか、そうでないかの差が出てくる。ゴルフは交代もいなければ代打もいない。自分が全ての責任を負うスポーツ。自分でなんとかしなければならない。」と、ゴルフから学べる要素についても話しがされた。
実技講習でスナッグゴルフを体験した児童たちは、「ゴルフのコツがわかった。」、「一度もやったことがなかったけど楽しかった。」、「ゴルフは初めてで難しかったけど楽しかったし、ゴルフをやって責任感を学べてよかった。」、「人に任せきりだとダメだということがわかった。」、「酒井プロの話したことを聞いて、自分もそうだったなと思い、考え直す機会となった。」など、スナッグゴルフの技術だけでなく、本物の教材であるプロと接したことにより学んだことも大きかったようだ。
<三重県桑名市での大会実績>
>東建ホームメイトカップ付帯イベント桑名スナッグゴルフ大会(東建多度CC・名古屋)
>桑名スナッグゴルフ親子大会(国営木曽三川公園カルチャービレッジ)
<三重県桑名市でのスナッグゴルフ導入実績>
2006年導入 多度西小学校、南小学校、東小学校、中小学校、南小学校
2007年導入 藤が丘小学校、伊曽島小学校
2008年導入 精義小学校、大和小学校
2009年導入 深谷小学校、地域スポーツクラブ「スポミンクラブ」
2010年導入 大山田西小学校、大山田南小学校
2011年導入 城南小学校、大山田東小学校
2012年導入 長島中部小学校、立教小学校
※累計17セットを導入