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ダンロップフェニックストーナメント 2003
第30回ダンロップフェニックストーナメント大会2日目はスペインのセルヒオ・ガルシアが通算11アンダーで単独首位
フェニックスCCの平均ストロークは67.50、今年も絶好調のセルヒオ・ガルシア
得意クラブはドライバーだそうだ。だからラフが深く、各ホール松林にセパレートされたここフェニックスカントリークラブでも、躊躇なく1ウッドを握る。
「ショットもパットも、思い通りに打てている。特に、もともと大好きなドライバーは、今までにないくらい好調だからね。自信を持ってプレーできているよ」と自信満々。
過去2度の出場で、いずれも2位に終わっている。初出場だった99年は最終日、首位でスタートしながらプレーオフ4ホールの末に、デンマークのトーマス・ビヨンに敗れている。
まだ2日目が終わったばかりだが、今年も、1打差2位でそのビヨンが控えている。「そうだね、できれば今年こそ、ビヨンを打ち負かしたいもんだけど」と、ガルシア。「でも、まだまだ、勝負はわからない。この2日間のようなゴルフを、明日以降も一生懸命に続けていくだけだよ」。
コースコンディションだけでなく、周辺施設もたいへん充実していて、「こんなコースが、自分のホームタウンにもあったらいいな、って思うくらい大好きなんだ」と話すフェニックスカントリークラブで、いよいよ、3度目の正直を達成できるか。